As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

コーチング、ふたたび!

今年6月に出会った「コーチング」ですが、前回の講座は2回完結でしたが、同じコーチの先生のもと、4週間連続のシリーズ講座が始まったので、前回コーチングに見せられてしまった私は再受講することに。
先生は主に母親を対象としてコーチングの活動をされていますが、「子供をコーチする」のではなく、「妻でも母でもない『自分』をきちんと持てていますか?」ということを土台において、自分自身がイキイキしていきましょう!というコンセプトの講義をしていらっしゃいます。
4回の講義を通して、コーチングの基礎スキルを身に付けるのと同時に「自分の心の土台作り」をしていきます。

先ず最初は、受講者の自己紹介。
名前、どこに住んでるか、この講座の受講理由、そして「1日有名人になれるとしたら、誰になってなにをしたいか?」・・・この最後の質問の答えがなかなかすぐには出てこないものです。
6月の講義でもこの質問をされましたが、今回は違う答えにしました。
「先日結婚された黒田清子さんになって、あのドレスを着てみたいと思います」
なかなかでしょ?

そして、何度もロールプレイを通して「聴く」ことの大切さ、「聴き方」のポイントなどを学んでいきました。そして自分が上手に「聴く」ためには、自分の話も「聴いて」もらえることが必要、それには「自分が主体であるとき、自分自身であること」を大切にしていくことが大切なんです。

妻であり、母である毎日を過ごしていると「自分自身」の時間を意識することがだんだんなくなってきます。知り合う人々も、「自分主体の友人」ではなくなり「子供を介した知り合い」になってしまいます。そうなると「自分自身」をどこまで出してよいやら?ということに悩むことがあり、人間関係に疲れてしまったり、また現在の女性は多様な生き方ができるので、働いていたころがなつかしくなったりして、「ああ、この現状から逃げ出したいなあ」というある意味消極的な気持ちから見切り発車的に再就職を考えたりすることがあるものです。これまでの生活と違って、客観的に自分を評価してもらえないこともあせりの1つになるかもしれません。

だからこそ、「自分自身」である時間もきちんと持つこと、「あれこれできない言い訳を探す」のではなく、多少ボリュームダウンしてでも「自分のやりたいこと」も実現させてみよう、自分が日々の出来事から、身近なことを幸せに感じて、それをシェアすることで自分もみんなもハッピーに!
だって、人は「感じて動く」ものだから。理性や知性だけではダメなのです。

これって、私もあまり意識してないけど実践してることかも?って思えてきました。
私は普段の生活では「ふるぼう」であるということは言っていません。でも、1日の中で「ふるぼう」としての時間があります。もちろん以前に比べれば時間的な制約もかなり大きくなりましたが、VOL-Netなどで「ふるぼう」として活動している時があります。
仕事をしている自分、という姿は現在はお休み中ですが、「自分自身の時間も持てるようにしたい」というのは前からずっと思っていました。現在の私にとってその時間は「ふるぼう」である時です。

乳がんという病気をバックにしている、とはいえもはや自分にとってこの病気は自分を形成する一部となっているように思います。これもまた自分なのだと思い、20代でこの病気を経験するなんてめったにないのだから、経験を活かしてなにかしたい、というのが自分の考えの中にあります。
そして、自分の時間を優先することにより、子育てが多少ズボラなのではないかと思えることもあるのですが、決してそれは間違っていないのね、と妙な自信を得てしまいました。

コーチングの講義では、その中で話されたことは守秘義務があるけれど、やはり私が「自分自身」を話す上で、初対面の人も多い中病気の話をシェアするのはいささか重過ぎます。なので講義では言えなかった自分自身の話をこのブログで整理していきたいな、と思っています。

さて、次回の講義は来週火曜日。その前にさっそく宿題も出ました。
最後のロールプレイでやった「1日自由な時間があったら実現させてみたいこと」をこのシリーズが終わる前に実現させてみてね。ということです。
私の頭にすぐに浮かんだのは、
「3度の食事の支度や掃除、洗濯をすべて放棄して好きなだけ寝て、ゆっくりお風呂に入り、心置きなく『大奥』を見ること」
ささやかでしょう~これなら実現は難しいことではないですね。