As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

永遠くん

たった今、横内美知代さんのドラマを見終わりました。
この病気を扱ったドラマ(しかも事実に基づいている)を見ることに心の動揺はないかなと不安もありましたが、最後までしっかり見届けることが出来ました。
私は彼女のHPに書き込みなどをしたことはないのですが、夕方のニュースなどで2年位前から永遠くんと横内さんの活動のことは知っていました。
シングルマザーとして、闘病しながら子供を育てる-それは簡単に言葉にしてしまうことはできないことだと思います。ドラマで伝えるにも限界のあることだけれど、片平なぎささんが演じた美知代さんはとっても輝いていたと思います。
そして、自分の病気と向き合いながら子供を育てることがどれほど大変なことであるかードラマの中で出てきた市役所の女性職員のような言葉が真実であるならこれほど悲しいことはありません。なんで世の中というのは「一般的でない」ことに対してこうも冷たいのでしょうか?
乳がんは、子育て真っ只中の世代の女性もターゲットになります。実際そういう局面に立ってしまったときどう対処したかというと「夫をはじめ親兄弟など身内で助け合った」というケースが多いでしょう。でもそれだけでは対応しきれないこともあるのです。だからこそ、横内さんの活動がもっと広がってほしい、そして私ももっと身近に感じていかなければ!と身にしみました。

美知代さんのHPはこちらです。http://www.yokouchi.net/

たとえ自分が苦しい時にも一筋の光となるのが子供の見せる表情なんですよね。
美知代さんと永遠くんがずっと笑顔でありますように!

余談ですが美知代さんの主治医帯津先生を演じた古谷一行さんは、私の実父に似ています。


ドラマの中で美知代さんの妊娠がわかった時、仲間は心配しました。妊娠中に腫瘍マーカーが高くなり、出産後に再発が確認されてしまうのですが、私自身もこのことが書かれた新聞記事を見たことがあります。美知代さんのようなケースになることもありますが、治療後の妊娠が再発率を明らかに高めてしまうとは証明されてはいないと聞いています(それでも妊娠中は免疫力が多少低下するそうですが)。
また、腫瘍マーカーは妊娠中には生理的に上昇することもあり、私もヒヤヒヤしたものです。
治療後に出産して元気に過ごしている方は多くいらっしゃるというのも、また事実です。

さて、明日はとうとう実技試験。寝ることにしますね。