学会第1日目
まず、昨日の夕方我が家の庭から持ち出して設置した「七夕飾りの笹」は一晩経っても一応無事で、そこにネットで募集した「主治医へのメッセージ」をピンクリボンの形にした短冊に作って下げました。これはなかなかキレイに仕上がりました!
で、ブースに立ち寄ってくださったドクターからも短冊にメッセージをいただこう、ということで淡いピンクリボンの短冊を用意、最初はなかなか来てくれるドクターはいなかったのですが、帰る頃にはちらほらと短冊が掛かっていました。
やはり「患者の自助グループ、セルフヘルプグループ(=患者会)」のブースですから、立ち寄ってくださるのは医師よりは看護師が圧倒的に多い印象を受けました。多忙すぎる医師には、患者の生活面やこころのケアーまで手が回りません。院内患者会や地域患者会を立ち上げたい、どう作ったらよいのか、看護師さんたちは模索しているようです。
やはり「患者の自助グループ、セルフヘルプグループ(=患者会)」のブースですから、立ち寄ってくださるのは医師よりは看護師が圧倒的に多い印象を受けました。多忙すぎる医師には、患者の生活面やこころのケアーまで手が回りません。院内患者会や地域患者会を立ち上げたい、どう作ったらよいのか、看護師さんたちは模索しているようです。
とはいえ、医師も全く無関心という訳では無いようで、メディカルサポーターをしてくださっているドクターを中心に足を止めてくださるドクターもいらっしゃいました。これからは医師に取っても「きちんとした運営ができている患者会」は医師に対して敵対するものでもなく、傷を舐め合っているだけのグループでもなく、よりよい医療を目指し、病気を経験した人が自立できるためのサポートの場所であることを理解していただければと思います。
さて、学会に来たからにはせっかくですからセッションも聞きたいので、お昼にランチョンセミナーに行ってきました。これはちょうどランチタイムに、製薬会社などのスポンサーがランチをつけたセッションを提供し、お弁当を食べながら(もちろんタダでもらえるお弁当)セミナーを聞くというものです。
これ、自分が勤めていた会社がスポンサーになってお弁当やノベルティグッズを配っていると、ちょっと切ない気持ちになったものです。
これ、自分が勤めていた会社がスポンサーになってお弁当やノベルティグッズを配っていると、ちょっと切ない気持ちになったものです。
セミナーは、私の乳房再建をしてくださった先生が講演するものを選びました。
お弁当は、炊き込み御飯に煮物や焼き魚といったヘルシーな和食のお弁当。先生の話も聴衆のほとんどが医療者ということもあり、普段診察室で聞く話よりも専門的な内容です。
そのうちに「手術の実際の様子です」とDVD上映が始まりました・・・
お弁当は、炊き込み御飯に煮物や焼き魚といったヘルシーな和食のお弁当。先生の話も聴衆のほとんどが医療者ということもあり、普段診察室で聞く話よりも専門的な内容です。
そのうちに「手術の実際の様子です」とDVD上映が始まりました・・・
私は完全に目をそらしていましたね~周りの人々はみんなDVDに見入っていましたから、やっぱり外科の先生方は手術の映像見ながらご飯も平気なんでしょうかね・・・?
その後は、企業の展示ブースを回ってドリンクサービスでジュースを飲んだり、数々のノベルティグッズ(かばん、ペットボトルホルダー、靴磨きセット、ドリンクホルダー、タオルハンカチ、メモ立て、レターオープナー、修正テープ、そして定番ボールペンなどなど)をもらい、ポスターの周りをぐるりと回って戻ってきました。製薬会社のブースとか、やっぱり自分が会社員だったころのことを思い出して懐かしいものです。
写真の2つ目は、エキスパンダーとコヒーシブシリコン(蛍光灯の上に乗っているので、画面が縞々になっている)で、手触りがザラザラしていて、日本では健康保険では使えないのですが、再建には適しているものです。今私の胸の中に入っているものですが、このシリコンに退職金をつぎ込んだというわけです。