As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

仕上がり状況・・・

娘の英語教室の発表会も、いよいよあと10日あまりで本番となりました。
ここのところレッスン会場は、先生のご自宅ではありません。少しでも本番の雰囲気に近づけるためにと、先生は毎回スタジオや地区センターなどの会場を押さえてくださっています。
練習では衣装や蝶の羽の小道具もつけて、本番さながらとなってきました。
練習をしながら、問題点も見つかり、改善すべく小道具を直したり、新しく作ったり・・・
裁縫やハンドクラフトが得意なママさんたちにすっかり頼りきっています。

しかし一番の問題は「劇の仕上がり状況」なのです。


この年代の子供たちは、数ヶ月の差でも大きいです。所定の位置に立てるか、セリフが自分に回ってくるまで待てるか、そして言うべきときにきちんと言えるか・・・ひとくちに2,3歳児といっても「幼稚園年少の学年に相当する子(年中から入園するので今年はまだ未就園児)」と「2歳になったばかりの子」では当然ですがありあまる差があります。また、まだまだ自分中心にしか回れない年代ですので、ちょっとしたことで機嫌を損ねてしまって練習に参加しなかったり、声の大きさが毎回違っていたり、と当日どうなるのか全く読めない、という状態です。

練習中、先生がリードするとさすがに緊張感が出る子供たちですが、それもせいぜい3,40分が限度というところ。子供たちを少しでも集中させようとしている周りで取り巻く親たちは「まるで、動物を訓練しているみたい」とわれながら思ってしまうのでした。

そこで今日の練習では、終了して先生と別れた後で「もう少し自主練やりましょうか?」ということになり、お昼ご飯を近所のスーパーで調達したあと、練習場所を探しました。
広々としたホールのロビーを見つけたのでやることにしたのですが・・・

お昼ごはんをはさんで「親睦を深めた?!」子供たちはもう遊ぶことに夢中。ちっとも練習になりません。
一人が走り出せば、みんなが走り出す。ママの言葉なんか聞きやしません。先生の存在とはまた違うのです。それでも、一番年長の女の子がリードしてくれて「みんなで歌を歌う」ところだけは1曲できました。

が、その後。

「では、次は小島よしお、いきます」

と叫んだのはわが娘・・・「冬になったら服着たい。でもそんなの関係ねぇ」と始めてしまったのです。

するとみんないっせいに「オッパッピー」


「この子たち、セリフは言えなくてもオッパッピーなら全員できるよ」
と誰かがぼそりとつぶやきました。

諸悪の根源を作ってしまい、申し訳ありません・・・

本番まで残すところ練習は2回!先生は「笑顔でステージに上がれればOK」とのことですが、せめて笑顔のまま、オッパッピー抜きでやってもらいたいものです。