鍋の季節

こうも寒い日が続くと、飽きずに食べたくなるのが「鍋物」です。
鍋物って、材料をざくざく切って煮込めば出来上がりだし、他にいろいろおかずを作らなくてもいいし、
主婦にとっては楽チンできるメニューです。
特にここ数年は、スーパーのあちこちに「鍋用スープ」が売られていていろんな味があるので、今日はどの味にしよう、なんていろいろ試してみるのも楽しみです。

私が子供のころ鍋物といえば「土鍋に昆布と水を入れて沸かしてから鶏肉や白身魚、野菜を入れて煮込んで「ポン酢醤油と薬味を添えて食べる」ものがメインでした。湯豆腐も多かったです。鍋が終わると醤油や塩で調味してうどんか雑炊にして〆ます。海鮮寄せ鍋などは、会社の忘年会でのメニューだったような・・・今私がよく作るのは、ほとんどが「だし汁に調味した鍋物」で、ポン酢醤油は使わずに食べるタイプのものです。
鍋用のスープも、昔は「キムチ鍋のもと」と「寄せ鍋用スープ」の濃縮タイプのものしか売られていなかったけど、最近はレトルトのストレートタイプのスープが多いですよね。
ちゃんこ鍋、塩ダレの鍋、きりたんぽ、豆乳鍋・・・でもって今年のブームは「カレー鍋」だそうです。

で、さっそくカレー鍋を作ってみたのですよ。
市販のカレー鍋スープは、さばやかつおなどの和風だしにカレーを効かせた「お蕎麦屋さんのカレー南蛮」に近い味です。このスープにキャベツ、じゃがいも、にんじん、きのこ、豚肉、あぶらあげなどを加えて煮ていきます。白身魚も合います。いろんな出汁の味が加わって、スープカレーというよりは、やっぱり「カレー鍋」の味になります。〆はご飯を入れて雑炊にするバージョンもありますが、私はうどんを入れました。そのものズバリのカレーうどん。これはなかなかいけますよ。

豆乳鍋もまだ食べたことがないので、今度はぜひやってみたいところですが、キムチ鍋に飽きた方はぜひカレー鍋もやってみてください。
それから、私の今季の目標は「市販の鍋スープに頼らずに美味しい鍋物を作ってみよう」ということにします。