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プール熱疑惑?!

医学用語では「咽頭結膜熱」アデノウイルスが、接触感染によって人の体に寄生し、ノドの痛み、結膜炎、高熱を引き起こす。主な症状は「高熱」(38~40度の高熱が4~7日間続く)「ノドの痛み」(ノドが赤く腫れ、4~5日間痛む)「結膜炎」(目が赤く充血し、痛み、目やにが出、目を開けているのがつらくなる)乳幼児や学童の間で夏に流行することが多い。一度かかれば免疫ができてかからないらしい。
火曜日、幼稚園から帰宅した娘の目にたくさんの「目やに」が出ていました。鼻水も出ています。
夕方近所の眼科へ連れて行くと「流行性結膜炎です。幼稚園はしばらく行かないでください」といわれて抗菌剤の目薬を処方されました。そしてその足で耳鼻科に行くと「目やにも出ているし、喉も赤いから「プール熱」ですね」と診断されてしまい、感染症ということで待合室など隔離されてしまいました。

なので、水、木と幼稚園は休ませました。
プール熱についてもいろいろ調べてみたのですが、なんだかおかしいのではないかと思い始めました。

そもそも、全く熱が出ないのです。

それに、抗菌剤を点眼したらすぐに目やにが消えてしまいました。

友人のお子さんや友人自身がプール熱にかかったという話を聞いたことがあり、その時の症状と今の娘は雲泥の差なのです。本当のプール熱では確かに高熱が続きます。ウィルス感染なので抗生物質を飲んでも聞きません。ひたすら自然治癒の時期が来るのを待つしかない。結膜炎もなかなか治らず、熱が下がっても目が真っ赤で「まるでお岩さんみたい」な状態が数日続いたといいます。それに、プール熱の原因であるアデノウィルスに感染しているかどうかは簡単な検査で分かるそうです。

本当にこれはプール熱なんだろうか?

木曜の午後、娘があまりに普通にすごしているので、英語教室に連れて行ってしまい、その後地元の小児科を受診することにしました。この小児科の先生は、自然治癒力を大切にするようで、あまり薬は処方しない方針です。

先生はプール熱じゃないでしょう。出校停止になるのがおかしいですよ」と即断しました。
熱もなく鼻水のみ、結膜炎も治っているようだから休む理由がないでしょうというわけです。
ただし、この先生は「子供は病気をうつしあって免疫力をつけていくから、ふつう病気はうつるものなんです。今回の結膜炎と鼻水が本当にプール熱なのか検査はしません。それに出校停止なんて意味がない。プール熱だって本人が本当に大変な状態なら休めばよい。全ての病気で出校停止期間を守っていたら、保育園なんて経営がなりたたないでしょう!」とおっしゃっていました。
なるほど、お説はごもっともなのですが、やはりあきらかに他人にうつす病気と分かったらきちんと出校停止期間は守りたいです。

とはいえ、これで「おそらくプール熱ではない」という言葉を医師から聴いたので、金曜日からちゃんと登園させています。目やにもなくなり鼻水も減ってきたようです。
そういえば、娘のクラスの別の子も「結膜炎」にかかり幼稚園に10日間行けませんでした。でも目やにや充血は薬を差したらすぐに良くなってしまったようです。眼科医は、たとえ違っても「結膜炎=ウィルス性なので伝染する」という判断を下すことが多いようです。