涙そうそう

涙そうそう 監督：土井裕泰　主演：妻夫木聡、長澤まさみ

先日テレビでやっていたのを録画して見ました。

ＴＢＳが展開していた「涙そうそうプロジェクト」
あの名曲「涙そうそう」にちなんで、広く一般から家族や恋人・親友など大切な人との涙あふれる思い出を募集し、これをもとに、テレビドラマや書籍を発表。その集大成という映画だったようです。

沖縄に生まれ育った
“血のつながらない二人の兄妹”の小さな歴史の物語
２００１年、沖縄。いつか自分の飲食店を出すという夢を持ち、ひたむきに生きる働き者の青年・新垣洋太郎。今日も食材運びのバイトに精を出している。沖縄の青空のように明るく、おおらかな性格の洋太郎だが、この日はいつにも増して陽気で、仕事をしながら絶えず笑顔がこぼれている。それもそのはず、洋太郎が誰よりも大切にしている妹のカオルが高校に合格し、オバァと暮らす島を離れ、本島にやって来るのだ―洋太郎が８歳の頃、母・光江の再婚によって洋太郎の妹になったカオル。だが、義父は姿を消し、母も幼い兄妹を残して天国に旅立ってしまった。以来、洋太郎は、「カオルはひとりぼっち、どんなことがあっても守ってあげるのよ」との母の遺言を胸に生きてきたのだ―。

「涙そうそう」という歌は、作詞者の森山良子が若くしてこの世を去った兄を想う歌詞をつけたものです。よってこの映画も「兄妹」をテーマとしています。
沖縄の海はあまりにも美しいし、大人になって多少の戸惑いを覚えるカオルや洋太郎の心情もわかります。最後は、どうしてこんなにカオルが泣かなくてはいけないのか・・・ああ、これは「涙そうそう」という映画だからだ、と自分を納得させましたが－

うーん、何といいますか。
歌があるから、それにあわせてストーリー作っちゃったって気がする。
沖縄の海があるから最後まで見られたって感じがします。
個人的には、テレビの録画で十分だったかな。

あー、でも妻夫木クン、ウォーターボーイズの時から見てるけど、成長したなぁって感じです。
来年の大河ドラマ、主役なんですよね。直江兼続って武将のことはぜんぜん知らないのですが、どんな風に演じてくれるのかなぁ。

そして、涙そうそうは、やっぱり夏川りみさんの歌が素敵です♪