As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

Hope Tree~パパやママががんになったら~

今日(3/18)朝日新聞の家庭面に、次のような記事が載っています。
その記事は朝日新聞のサイトでは見られないので、私がこのブログに紹介する記事では、VOL-Netのスタッフ大沢さんに書いていただいた文章を一部引用させていただいています。

“Hope Tree~パパやママががんになったら~”Project Teamのサイトがオープン。
http://www.hope-tree.jp/

このサイトでは、親ががんになった子どもへを支えるための情報を提供しています。病気のあらゆる段階において、子どもの発達上の年齢の特徴を踏まえ、どのように支えていくことができるのか、等について情報が得られるようになっています。

知識を得た上で、自分の子どもに対して、あるいは医療従事者や教育・福祉の現場で働いている人にとっては、自分が関わっている子どもをどのように支えていくことができるかを考えることができるように作っています。

大切な情報であるDVD(M.D.アンダーソンがんセンターの患者さんとその子どもたちのインタビュー)等を載せているため、セキュリティを考えて、登録してからログインするようになっています。
会員登録すると、すぐにIDとパスワードをお知らせするメールが届くので、あとはそれを入力してログインするだけです。手続きは簡単です。

厚生労働科学研究費補助金 がん臨床研究事業 真部班「働き盛りや子育て世代のがん患者やがん経験者、小児がんの患者を持つ家族の支援の在り方についての研究」班のサポートを受けて作成しています。

このプロジェクトを立ち上げたきっかけは、昨年夏にVOL-NetでM.D.アンダーソンがんセンターのマーサ・アッシェンブレナーさんに来日してもらって、都内3ヵ所で開催した講演会でした。
そのうちの1回が、東京ウィメンズプラザで行われたVOL-Netとノバルティス・ファーマ共催のフォーラムです。

私もさっそくこのHPの会員登録をしました。
子供に親の病気をどう伝えるか、病気のことを受け止めるだけで精いっぱいな状況の中、本当に悩む問題です。どう伝えるのか、いつ伝えるのか、子供はどう受け止めるのか・・・周囲はどう思うのか・・・
M.D.アンダーソンがんセンターのチャイルド・ライフ・スペシャリストのマーサ・アッシェンブレナーさんの活動を知って、彼女のことを日本に紹介し、親の病気をどう伝えるのか考える第一歩としたいと奔走されたのが大沢さんだったのです。

子供の持つ可能性、それもまた信じて、これからのことを考えていきたいと思います。