ヤッターマン
春の嵐が続いて今日もいま一つ日差しが弱いので春休みが始まったのにすっかりインドア派になってしまいましたが、昨日は娘とまたしても映画館へ行ってきました。
見たかったのはコレ。
ガンちゃん(櫻井翔)は父の遺志を継ぎ、犬型の巨大ロボット“ヤッターワン”を完成させた。そしてアイちゃん(福田沙紀)と力を合わせ、愛と正義の味方ヤッターマン1号・2号としてドロンジョ(深田恭子)率いるドロンボー一味と戦うことに。ある日、一味が探しているのは何でも願いがかなう伝説のドクロストーンだと判明し……。 同じタツノコプロ作品の実写化に対するアプローチとしては、「CASSHERN」よりも「スピード・レーサー」に近いだろう。「みなしごハッチ」の銅像“ハッチ公”など、遊びたっぷりな渋“山”駅前でのオープニング・バトルから、三池監督をはじめ、製作陣のただならぬリスペクト&気合いを感じるからだ。それは、“お約束”を繰り返すオリジナルのように、シリーズ3話分+αという構成からも伺える。ただ、オリジナルのファンを意識するあまり、カルト化してしまった「スピード・レーサー」と本作には、決定的な違いがある。CGやノリより、まずはキャラクターを際立たせる、徹底的なこだわりだ。特に櫻井翔のヤッターマン1号、深田恭子のドロンジョはその役割を果たしており、そういう意味ではシネコン時代の観客に優しい作品かもしれない。 だが、それで終わらないのが三池監督。しっかり、独自の“毒”を注入している。1号の天然っぷりは尋常ではなく、そんな1号に唇を奪われたドロンジョは骨抜き状態になる。また、「子供は知らなくていいんだよ」という阿部サダヲの台詞が示すように、下ネタ中心のギャグは軽く流されながら、強烈なインパクトを残す。これらが一部の三池作品のように、単なる悪ノリに見えないのは、オリジナルとの相性の良さだろう。クライマックスをもう少し切れなかったのという点が悔やまれるが、幅広い層にアピールできる、清く正しい変身ならぬ、“ヘンタイ映画”に仕上がったのは喜ばしい!
実は「ヤッターマン」を全く知らずに育った私、テレビアニメ再開後も見たことはなく、ヤッターマンのキャラのことは娘の雑誌「おともだち」と「たのしい幼稚園」で知りました。
で、どんな話か見てみたかったんですよね。
で、どんな話か見てみたかったんですよね。
劇場は子連れのお客さんがほとんどで、他に中学生のグループとかもいたけど、大人だけのお客さんはほとんどいませんでした。座席に置く子供用シートもちゃんと出されていました。
キャストはすごくハマっていました。特にボヤッキーとトンズラーのコンビは最高♪
戦うシーンもヤッターワンから出てくるキャラとか面白かったです。
アニメをよく知っている人だと実写になって許せないところとかあると思いますが、初めて見たので特に違和感もなくヤッターマンの世界に入ってしまいました。
戦うシーンもヤッターワンから出てくるキャラとか面白かったです。
アニメをよく知っている人だと実写になって許せないところとかあると思いますが、初めて見たので特に違和感もなくヤッターマンの世界に入ってしまいました。
でも、CG使いまくりのシーンはちょっと目がチカチカしたかな。それからちょっとお子さま向きでない下ネタがありましたね。娘にはまだ意味が分からないようでしたが。
娘の感想は、面白かったというよりは怖かったそうで、パパと見に行くプリキュアに向けて気持ちを立て直していました。