As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

おっぱいバレー

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昨日5月1日は「ファーストデー」1000円で見られる日です♪
GWあけたらいろいろと用事も入ってくるし・・・で、これも見ちゃおうかな。


予告編からニヤニヤしちゃいました~男子中学生でなくても一抹の期待がありませんか?
なんとも直球なタイトルですが、中身はどうして、なかなか高感度の高い作品でした。

でも、チケットカウンターで「おっぱい」というのはやはりちょっと・・・だったので、シネコンのネットで座席予約をして、クレジットカードをさっさと通して入りました。

赴任早々、廃部寸前の弱小男子バレーボール部の顧問になった女性教師・寺嶋美香子(綾瀬はるか)。ある日彼女は、やる気のない部員たちに、「試合に勝ったら、おっぱいを見せる」という、とんでもない約束をさせられてしまう。おっぱいを見るという目標に向かって、思春期真っ盛りの部員たちは、別人のように練習に打ち込んでいく。
放送作家や脚本家として活躍する、水野宗徳による実話を基にした同名青春小説を『海猿』シリーズの羽住英一郎監督が映画化。中学校の弱小男子バレーボール部の部員たちが、顧問の女性教師から「試合に勝ったらおっぱいを見せる」という約束をとりつけ、勝利を目指して奮闘する。主演は、『ハッピーフライト』など話題作への出演が相次ぐ綾瀬はるか。ドラマ「ちりとてちん」で注目された青木崇高仲村トオルらが共演し、バレーボール監修には元全日本代表の大林素子が参加している。

70年代の北九州が舞台なのに、生徒たちが全員標準語をしゃべっているというツッコミどころはありましたが・・・彼らの素朴な「エロ」に対するあくなき好奇心に、さすが中学生だ!と笑ってしまいました。
おっぱいの感触への膨らむ妄想、深夜番組やエロ雑誌を見るために勉強よりもずっとずっと真剣に知恵を振り絞る・・・おっぱい、道程、いや童貞?!

あ、アホだ・・・でも中学生の時男子ってみんなこんな感じだったような(笑)


男の子のお母さんにとって、幼稚園児の我が子は天使みたいな存在でしょう。そんな我が子だって、中学生になれば「エロ」のことで頭の中が一杯になっちゃうのです?!信じられない?!
中高一貫の男子校の教諭の妻をしていると、生徒たちのそんな実態はフツーに耳に入ってきますから、もはや全然驚くに値しないし、微笑ましささえ感じてしまいます。

この時期に「エロ」に対して妄想の翼を精いっぱい広げた男の子は、きっと将来「いい男」になる。


んじゃないかと私は感じています。

最初は笑いが起こっていた劇場内も、話が進むにつれて美香子先生の過去と成長、生徒たちの目を見張るがんばりぶりとヒューマンドラマのタッチになっていき、まさかこの映画で泣くことはないだろうと思っていたのにウルウルときてしまいました。

でもやっぱりさすが中学生、彼らは最後まで手を抜かずにいたのです。そのオチに笑ってしまったままエンディングとなりました。

「ナイスおっぱい!」(by仲村トオル


「おっぱい」が主題ではあるんだけど、昔懐かしいサウンドがいっぱいで(私は「ルージュの伝言」がよかったなぁ)爽やかな気分になれる作品でした~

そうそう、おっぱいと言えば「おっぱいチョコ」とか「おっぱいプリン」とかありますよね。ナゼかスキー場のお土産売り場でよく見かけたような気がする。ギャグ商品にするにも向いてるんでしょうね。

もっとも術後9年近く経ってからこの映画を見たので気分的に重くならなかったことも大きいかな。「おっぱい」に関する映画でも、GW明けに封切られる「~花嫁」の方は見たいとは思いませんねぇ。そういうことはまだ受け入れられない自分がいます。
ホント、あんなにもおっぱいに執着する中学生たちに言ってやりたくなったよ。

「シリコンの詰まったおっぱい見せたるでっ!」


退職金をはたいてブレストサージャリークリニックで作ってもらったおっぱいは私の自慢のおっぱいですから(笑)綾瀬はるかには負けるけどね。