ドラマの感想 2010冬クール

例によって新しいクールが始まる前に感想を。

これもいつものことですが、世間の評判の高い「コード・ブルー」や「ブラッディ・マンディ」は見てないのですね。

 

★不毛地帯
木曜の夜、夫婦で楽しみにしていたドラマでした。初回は３時間近くずっしりと重かったです。戦後を駆け抜けた商社の男のドラマでしたが、次はどうなるか展開に目が離せなかったです。
主役の唐沢寿明さんはもちろんのこと（特に最後の石油開発編では迫力が圧巻だった）今回注目度ナンバーワンだったのは竹野内豊さんでした！久しぶりにドラマでじっくり見られて良かった～東京商事の鮫島さん、イヤミさがたまらなかったけど、最後までパン屋のイメージがつきまといました（←白い春）。主役の壱岐正のモデルは伊藤忠商事会長の瀬島龍三氏と言われていますが、夫人ともども2007年に逝去されていますので、ノンフィクションの多い山崎豊子作品の中で小雪のくだりは完全にフィクションですね(笑)また、実在の瀬島氏には一人娘がいて伊藤忠商事の社員と結婚されたそうですので、そのあたりもフィクションです。
フジテレビ開局50周年ということでかなり力を入れてた割には視聴率は低迷、そのためか最終回が拡大にならず、全てがあっさりサッパリと終了してしまったのが残念です。

★相棒
私はなぜ今シーズンまで右京さんの魅力を分からなかったのでしょう？長年の相棒から今回ミッチーになりましたが、それはそれで良かったと思います。４月からこの時間帯は「臨場」になりますが、倉石さんのカムバックが楽しみです。

 

★宿命1969-2010 -ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京-」

なんたって北村一輝主演でしたからね～

これも視聴率悪かったですけど、いかにも昼ドラな感じのドロドロ感がたまりませんでした！音楽もよかったし。

大河ドラマでは無口だけど芯のある武将だった北村一輝が華やかな世界に上り詰めようとしたところで「宿命」のままに運命を翻弄されていく・・・学生闘争に、あわや近親相姦？！現実離れした世界、お子様には見せられない展開、大人のドラマって感じでしたね。そして、女性陣でよかったのはやっぱり小池栄子さんでしたね。

「大奥」を思い出すような体当たりでした。それから、松坂慶子さん。今回は上流階級の代議士夫人かとおもいきや・・・ただの優雅な奥様ではなかった。最終回、やっぱりこの役は彼女でないとできないと思いました。

金曜の夜という時間帯が悪かったんですかね・・・実は私も最初このドラマの存在を知らず、ブログなどで評判を聞き、動画サイトを見て一気にハマってしまったクチなのです。今からでも動画サイトでなら見れるかも！

 

さて、次クールは「キムタクの月９」がありますね。

娘がさっそく「キムタク見たい」と騒いでいるので、見ることになるかもです。