定期受診日

さて、忘れたころにやってきたのが乳腺外科の定期診察日です
本来４月の予定だったのですが、休診日の関係でＧＷ明けにずれ込みました。
最近は予約時間より大幅に遅れたこともあると聞いたことがあり、連休明けだしスゴいだろうなぁと覚悟していたらあっさりと時間通りに呼ばれました。

私は個人開業のクリニックに通っていることもあり、乳腺のエコー検査を中心に術後年数から考えるとかなり頻繁に検診を受けていると思います。
先日VOL-Netの懇親会でも話していたのですが、術後年数が経った患者さんの行き先や（がん拠点病院から地域の病院に移ることもある）私のように個人開業のクリニック（首都圏では乳腺外科の開業クリニックはどんどん増えています）に通っている患者さんが、定期フォローのみの場合はいいけど、病状が進行して集学的な治療が必要になった時の医療機関の連携など、がん対策基本法施行後もいろいろと問題はあります。
まぁ、とはいえ今の私はクリニックとつながって、今後の健康維持の柱にしようと思います。あまりいろいろ考えてもしょうがないものね

主治医のＫ先生は
「体重は変わってないわよね」
とひとことおっしゃいました

「あの…これでも一応がんばって２kg減らしたのですが、ＧＷで元に戻ってしまったようで」
と苦しい言い訳をしたら「そうね。痩せたようには見えないわね」と事実を冷静に観察したひとことが返ってきました

それからいつものエコーがあって、これはもう毎回ビクビクなのですが、健側術側両方合格をもらえました。

その結果が欲しかったんだぁ～

「だって先生、私今日誕生日なんですよ。何か見つかったらイヤなプレゼントになっちゃうじゃないですか」

とりあえずケーキは連休中に食べたし、プレゼントも取り立てて欲しいモノないし、診察の結果だけでです。

診察が終わると先生は「時間は…あら10年じゃないの。いろいろあったわねぇ。でもあっという間だったわね」とおっしゃりながら「どうする？記念にＣＴや骨シンチやる？」とカルテをめくって病理の結果を探しました。
かなり久しぶりに松山の病院の「おふとりさまセンセイ」が書いた文字が視界に入ったのですが、「この病理なら必要ないわ。いつものエコーと年に１度のマンモグラフィーだけしましょう」ってことで終わりました。
「あと、採血の検査はメタボ検診向けで頼んでおきますから」
と先生は最後に笑いながらおっしゃいました

「クリニックのお茶会で、コレじゃマズいわって言いながらケーキ食べてるんだもの…」
もちろん、今月のお茶会にもケーキ出しますよ～

次回の検診は夏ですが、無事に10年迎えたいものです。