As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

FLOWERS フラワーズ

ALWAYS-3丁目の夕陽を作ったROBOTの最新作だというので楽しみにしていました。
 
FLOWERS フラワーズ 主演:蒼井優鈴木京香竹内結子田中麗奈仲間由紀恵広末涼子
 
イメージ 1
 
昭和11年、進歩的な考え方の凛(蒼井優)は、親同士が決めた結婚に悩み続け、式当日に、花嫁姿のまま家を飛び出してしまう。やがて、昭和30年代。凛は3人の娘、薫(竹内結子)、翠(田中麗奈)、慧(仲間由紀恵)を授かっていた。娘たちもまた、高度経済成長を遂げる時代を懸命に生きていく。
昭和初期から平成まで3代にわたって激動の時代を生き抜いた6人の女性にスポットを当て、自分らしく生きる彼女たちの姿を描くドラマ。日本映画界を代表する6女優、蒼井優鈴木京香竹内結子田中麗奈仲間由紀恵広末涼子が豪華共演を果たし、それぞれの時代の日本女性を体現する。監督は、『ガチ☆ボーイ』の俊英・小泉徳宏。四季折々の風景や時代ごとの街並みなど日本の美しさを伝える壮大な世界に酔いしれる。
 
 
昭和の初期の花嫁姿が写ったモノクロの映像に始まり、高度成長期の日本、そして現在に至るまでの映像美と主演の女優さんたちの鮮やかさがとてもきれいな作品でした。まさに美の競演といった感じです。

最近専業主婦志望の女性が増えていると聞きます。不況により働き続けることに大変さを感じたり、また不況だから働かざるを得なくなって、安定した専業主婦に憧れを見いだすのでしょうか?映画に出てくる女性たちは、幸せな家庭を作り、次世代に命をつなぐこと、それが幸せの1つの姿として描かれています。もちろん、命がつながれていくことは素晴らしいことだけど、でも現在の女性の生き方は1つだけではありません。多様性が認められる時代に1つの型だけを出しても良いものか、いや逆に多様だからこそ昔から続く女性の生き方にスポットが当たるのかな?と思いました。