たびだち

今日の横浜は梅雨明けしたかのような青空です。

先日、またひとり、同じ病気を体験した友人が旅立っていきました。

自分がどんなにしんどくても、常に周りの人に気遣いを忘れない彼女でした。
７月のはじめに緩和ケア病室を訪れた時、熱も下がって炎症も落ち着いたのよと笑顔で話してくれた彼女とサッカーの話をして、病室を出る時にエレベーターまで送ってくれて、じゃあまたねと手を振ってからわずか10日後に旅立ってしまいました。この病気の持つどうしようもなく悲しい一面です。
もう彼女からメールが来ないことが信じられない…お見送りは彼女の遺志により自宅で静かに祈ることになりました。

術後10年…生かされている私たちが日々を大切に生きることが見送った友人に対してできることだと思っています。

Ｍちゃん、もう痛みも苦しさもない世界だよね。Ｙちゃんには会えましたか？
ご冥福をお祈りします。