As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

借りぐらしのアリエッティ

こちらも夏休みで幅広い年代層に人気がある作品ですよね。なんといってもジブリ作品だし。
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古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。
メアリー・ノートンファンタジー小説床下の小人たち」を基に、古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。企画は『崖の上のポニョ』の宮崎駿が担当し、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』といったジブリ作品にかかわってきた米林宏昌が監督を務める。舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移した設定と、人間の少年との出会いによって翻弄(ほんろう)される小人の少女アリエッティの運命の行方に注目だ。
 
 
小人が出てくる話と言えば「こびとのくつや」みたいな「人間が寝ている間に小人が何かをやってくれた」系の話のイメージがありますが、これは逆パターンで、アリエッティたち小人族は人間が寝ている間に人間が使っているものを拝借する「借り=狩り」をするのです。
古い屋敷の床下に広がるアリエッティの家や、アリエッティが初めて父と一緒に借りに行くシーンなど、話の序盤はジブリらしいドキドキした感じがありました。

しかし…後半になってなんだか詰めの甘さを感じてしまったのでした。
お手伝いのハルさんがネズミ取り業者に電話して、アリエッティのお母さんを生け捕りして、アリエッティ一家が引っ越しを決意して…なんだか急にバタバタと話しが急いで、気がついたら「終わり」
なんだか消化不良な終わり方をしてしまったように感じました。
うーん、これはワタクシには「ナシエッティ」かなぁ…

そんなワケで、娘と私のこの夏の映画はポケモンに軍配が上がったのでした。