As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

おまえうまそうだな

幼稚園は、2学期最後のビックイベント「クリスマス会(年長さんによるイエス様の誕生劇)」が2週間近く前に終わり、もう冬休みに入っています。私のバイトも、若干の在宅作業を残して、今年も早々に仕事納めしてしまいました(年末までお仕事の方々、ごめんなさい・・・)そして今週は、連日クリスマス会となりそうです。
 
さて、この秋みた映画の感想、まだ書いてなかった分いきます。
 
イメージ 1
 
おまえうまそうだな 監督:藤森雅也  声の出演:原田知世、加藤清史郎
 
草食系恐竜のお母さんに育てられた肉食系恐竜のハートは、成長して巨大化したことで、皆に怖がられるようになってしまう。ある日、ハートは卵から生まれたばかりの小さな草食系恐竜と出会う。ハートが「うまそうだな」と話しかけたことがきっかけで、ハートとウマソウの間には父と子のような愛情が芽生える。
累計150万部を突破した宮西達也による絵本「ティラノサウルスシリーズ」を映画化したハートフルなアニメーション。『劇場版ポケットモンスター/ミュウツーの逆襲』の作画監督藤森雅也が、大きな肉食系恐竜と小さな草食系恐竜の本当の父と子にも似た愛情のドラマを描き出す。かわいい子ども恐竜ウマソウを、加藤清史郎が好演。ハンドメイドで素朴な温かい映像の中に紡ぎ出される親子のきずなが感動を誘う。
 
宮西達也さんの絵本「ティラノサウルスシリーズ」は、私たちが子どもの頃にはなかった本なのですが、どの絵本も感動を呼ぶハートフルなストーリーです。この映画は「おまえうまそうだな」とタイトルがついていますが、「おまえうまそうだな」「きみはほんとうにステキだね」「あなたをずっとずっとあいしてる」の3冊を合体して映画のストーリーができています。
絵本が原作の恐竜のアニメ映画ということで、もっぱら子供向けの作品になっていますが(実際、劇場内はほとんどが子供連れ)、たぶん実際に感動していたのは、付き添いの大人だったのではないかと思います。
 
もう、ストレートに親子愛、感動するツボをついてきますので、黙って見ていても涙がでてきます。
大人向けのどことなくひねったところはないので、本当にストレートに感動します。
涙が出てくるような絵本、というと「ごんぎつね」とか「100万回生きたねこ」など、往年のベストセラー、時代を超えて読みつがれていくような絵本が思い浮かびますが、21世紀になってからの作品で、こんなに読み終わった後に心が洗われるような読後感を得られる本はなかなかないと思います。
まさに、これからのベストセラーとなるでしょうね。