あれから
あれから、日常が非日常になってしまったような一週間でした。
このたびの大震災で被災された方々に心からお見舞いの気持ちを申しあげ、そして失われてしまった多くの命のご冥福をお祈りいたします。
阪神大震災を越える戦後最大の自然災害となってしまいました。大きく揺れたものの、直接的な被害がほとんどなかった自分の生活もあの日を境に大きく変わりました。今の自分にできることをせいいっぱいやっていきたいと思います。
あれからの一週間を振り返ってみます。
●３月１１日（金）
その時、幼稚園で年長最後の懇談会が行われていました。
まずは学年全体で連絡事項を聞き（実はここでもワタクシはダークなコトを知ってしまい密かに怒り爆発でした…）クラスごとに分かれて、園生活を振り返って１人ずつしゃべる（ほとんどのお母さんが感極まって泣き出すのがお約束で、ワタクシも何を話そうかだいたい考えていました）まさにそれが始まろうとした瞬間に揺れ始めました。
突き上げるような縦揺れではなく、横にゆらゆらと揺れたので、いろんな物が落ちてくるといったことはありませんでしたが、いかんせん長い。揺れている時間が長すぎて、めまいを起こしているような感覚に陥りました。これはただ事ではないと瞬時に悟ったのです。園庭で遊んでいた子どもたちも避難訓練のように集まって座っていました。そして、懇談会はそのまま打ち切りとなり、解散にー
携帯のネットがつながり、大津波警報が出されたと知った私は海に近い実家のことが一番心配だったのですが、携帯も家の電話も全然つながりませんでした。
一方、出勤していた夫は生徒さんの安全確保もありとても帰れる状況ではありません。それに電車はすぐに動かなくなりました。
この日たまたま懇談会のために私も園にいたのですが、もしこの日に仕事に出ていたら、電車は動かず、電話もつながらない状況でどうなってしまったのだろうと思います。
実家の両親とは、かろうじて携帯メールがつながり（それでも届くまでにかなり時間がかかりました）無事であることは分かりまずは一安心しましたが、電話が通じたのは夜中になってからでした。実家も物が落ちたり壊れたりはありませんでしたが、津波は防波堤まで来たそうです。千葉県でも津波の被害を受けたところはありますが、実家のある場所はかろうじて住宅地は無事でした。また、東京湾側もディズニーをはじめ、埋め立て地で液状化現象や石油コンビナート火災が発生しました。
●３月１２日（土）
未明に夫が帰宅。期末試験中でしたが中止となり自宅待機となりました。
テレビを付けると、東北地方のあまりの惨状に言葉が出てきません。映画の間違いではないかと思いますが、これが現実なのです。この現実に立ち向っていかなくてはならない…自然の恐ろしさにがく然としました。
この日は午前中、近所の耳鼻科で診察、薬をもらいました。花粉症シーズンでいつものように混んでいました。
●３月１３日（日）
夫は部活の試合だったのが中止に。
私は近所のスーパーにしか行きませんでしたが、パンが無いし米も牛乳も無いのにビックリです。カセットコンロも売り切れです。そして、ガソリンスタンドに長蛇の列ができていました。
夜に計画停電が発表。しかし自分の地域がどこなのか、東電のＨＰを見たくてもつながりません。
●３月１４日（月）
幼稚園から、保育は行うものの通園バスの運行が無くなると連絡がありました。その日は仕事の予定でしたが、停電の影響で電車が全く動いてないのであっさりと断念。そもそも上司も電車止まってて来られませんでした。
駅前に出ると10時に開くショッピングセンターの開店が11時になってました。そして幼稚園にお迎えに行くと、福島原発でまたも爆発があったことを知ります。
夫は臨時の職員会議があり、一週間の休校が決定して午後早く帰って来ました。
●３月１５日（火）
いよいよ計画停電が本格的に。今日から夫が自宅待機となり、幼稚園の送迎も頼んでしまい、外出しませんでした。原発から目が離せません。そして、近所のガソリンスタンドの列はますます伸びています。
夜は「美しい隣人」の最終回は予定通り放送すると聞いていたのですが、またも大きな余震が起きて気持ちが萎えてしまいました。
●３月１６日（水）
原発事故の影響で、幼稚園では外遊びが中止となりました。バスもなくなり、登園できる子も少ないだろうと、登園は自由になっていたので、思い切って幼稚園を休んで気分転換に映画ドラえもんを見に行きました。途中でまたも地震が…映画館は停電にはなりませんでした。
そして計画停電。もう一度東京電力のＨＰを見ると、何故だか我が家のある区域は計画停電を逃れたと言うことが分かりました。だけどもちろん節電は心がけてます。
●３月１７日（木）
電車のダイヤがほぼ通常に戻ったので、私が地震後出勤してみました。来週から春休みになるので、夕方まで仕事こなしました（私の仕事はシフトとかないのでかなりマイペースにできます）。バイト先の事務所も計画停電を免れていました。が、その日は夕方から大規模停電の恐れありとなり、帰宅ラッシュ時に電車が間引き運転をはじめ…駅の外まで人が溢れかえり、恐ろしい混雑に。それでも私が乗る路線は80％を維持していたので運良く帰宅できました。ちなみに電車は空調切ってました。
生協の配達がありました。乳製品とお魚で欠品ありましたが、予想以上に品物が届いたことに感謝です。
●３月１８日（金）
このたびの大震災で被災された方々に心からお見舞いの気持ちを申しあげ、そして失われてしまった多くの命のご冥福をお祈りいたします。
阪神大震災を越える戦後最大の自然災害となってしまいました。大きく揺れたものの、直接的な被害がほとんどなかった自分の生活もあの日を境に大きく変わりました。今の自分にできることをせいいっぱいやっていきたいと思います。
あれからの一週間を振り返ってみます。
●３月１１日（金）
その時、幼稚園で年長最後の懇談会が行われていました。
まずは学年全体で連絡事項を聞き（実はここでもワタクシはダークなコトを知ってしまい密かに怒り爆発でした…）クラスごとに分かれて、園生活を振り返って１人ずつしゃべる（ほとんどのお母さんが感極まって泣き出すのがお約束で、ワタクシも何を話そうかだいたい考えていました）まさにそれが始まろうとした瞬間に揺れ始めました。
突き上げるような縦揺れではなく、横にゆらゆらと揺れたので、いろんな物が落ちてくるといったことはありませんでしたが、いかんせん長い。揺れている時間が長すぎて、めまいを起こしているような感覚に陥りました。これはただ事ではないと瞬時に悟ったのです。園庭で遊んでいた子どもたちも避難訓練のように集まって座っていました。そして、懇談会はそのまま打ち切りとなり、解散にー
携帯のネットがつながり、大津波警報が出されたと知った私は海に近い実家のことが一番心配だったのですが、携帯も家の電話も全然つながりませんでした。
一方、出勤していた夫は生徒さんの安全確保もありとても帰れる状況ではありません。それに電車はすぐに動かなくなりました。
この日たまたま懇談会のために私も園にいたのですが、もしこの日に仕事に出ていたら、電車は動かず、電話もつながらない状況でどうなってしまったのだろうと思います。
実家の両親とは、かろうじて携帯メールがつながり（それでも届くまでにかなり時間がかかりました）無事であることは分かりまずは一安心しましたが、電話が通じたのは夜中になってからでした。実家も物が落ちたり壊れたりはありませんでしたが、津波は防波堤まで来たそうです。千葉県でも津波の被害を受けたところはありますが、実家のある場所はかろうじて住宅地は無事でした。また、東京湾側もディズニーをはじめ、埋め立て地で液状化現象や石油コンビナート火災が発生しました。
●３月１２日（土）
未明に夫が帰宅。期末試験中でしたが中止となり自宅待機となりました。
テレビを付けると、東北地方のあまりの惨状に言葉が出てきません。映画の間違いではないかと思いますが、これが現実なのです。この現実に立ち向っていかなくてはならない…自然の恐ろしさにがく然としました。
この日は午前中、近所の耳鼻科で診察、薬をもらいました。花粉症シーズンでいつものように混んでいました。
●３月１３日（日）
夫は部活の試合だったのが中止に。
私は近所のスーパーにしか行きませんでしたが、パンが無いし米も牛乳も無いのにビックリです。カセットコンロも売り切れです。そして、ガソリンスタンドに長蛇の列ができていました。
夜に計画停電が発表。しかし自分の地域がどこなのか、東電のＨＰを見たくてもつながりません。
●３月１４日（月）
幼稚園から、保育は行うものの通園バスの運行が無くなると連絡がありました。その日は仕事の予定でしたが、停電の影響で電車が全く動いてないのであっさりと断念。そもそも上司も電車止まってて来られませんでした。
駅前に出ると10時に開くショッピングセンターの開店が11時になってました。そして幼稚園にお迎えに行くと、福島原発でまたも爆発があったことを知ります。
夫は臨時の職員会議があり、一週間の休校が決定して午後早く帰って来ました。
●３月１５日（火）
いよいよ計画停電が本格的に。今日から夫が自宅待機となり、幼稚園の送迎も頼んでしまい、外出しませんでした。原発から目が離せません。そして、近所のガソリンスタンドの列はますます伸びています。
夜は「美しい隣人」の最終回は予定通り放送すると聞いていたのですが、またも大きな余震が起きて気持ちが萎えてしまいました。
●３月１６日（水）
原発事故の影響で、幼稚園では外遊びが中止となりました。バスもなくなり、登園できる子も少ないだろうと、登園は自由になっていたので、思い切って幼稚園を休んで気分転換に映画ドラえもんを見に行きました。途中でまたも地震が…映画館は停電にはなりませんでした。
そして計画停電。もう一度東京電力のＨＰを見ると、何故だか我が家のある区域は計画停電を逃れたと言うことが分かりました。だけどもちろん節電は心がけてます。
●３月１７日（木）
電車のダイヤがほぼ通常に戻ったので、私が地震後出勤してみました。来週から春休みになるので、夕方まで仕事こなしました（私の仕事はシフトとかないのでかなりマイペースにできます）。バイト先の事務所も計画停電を免れていました。が、その日は夕方から大規模停電の恐れありとなり、帰宅ラッシュ時に電車が間引き運転をはじめ…駅の外まで人が溢れかえり、恐ろしい混雑に。それでも私が乗る路線は80％を維持していたので運良く帰宅できました。ちなみに電車は空調切ってました。
生協の配達がありました。乳製品とお魚で欠品ありましたが、予想以上に品物が届いたことに感謝です。
●３月１８日（金）
ガソリンスタンド行列がなくなったなぁと思ったら、昨日から無くなってしまい休業してました。外出は幼稚園の送迎のみ。原発ニュースに耳を傾けつつ過ごしてました。大きな余震を感じないで済んだ１日でした。
そして今日、卒園式を迎えます。
謝恩会等のイベントは全て中止となりましたが、無事に終わりますように。
そして今日、卒園式を迎えます。
謝恩会等のイベントは全て中止となりましたが、無事に終わりますように。
