As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

宗谷

エラく制作費をかけたのに、削減経費で作った家政婦のミタに完敗を期してしまったキムタクの南極大陸
明日ついに最終回ですが、最後のあがきのよう拡大放送するようです。
結末が分かりきっているというのと、途中の過程がツラすぎるというので見てない人も多いようです。
で、ワタクシはというと珍しく「ミタ」も「南極」も両方見ておりまして、犬に泣いております
 
さて、12月初旬に「ふぐちり」を食べに行ったと書きましたが、翌週羽田空港まで夫の友人T君を見送ったあと、東京モーターショーでむちゃくちゃに混んでいるお台場へと行きました。
 
でも、モーターショーのチケットは持っていませんでしたから、当然そちらには行かずに。
話題のロケ地へとやってきたのであります。
 
イメージ 1
 
「宗谷」が停泊して展示されているのは船の科学館イメージ 2
 
 
実は、こちらには2007年秋にVOL-Netが参加した「リレー・フォー・ライフ」の会場だったのですが、当時の私は、そこに「宗谷」が泊まっていたことなど全く覚えていませんでした!
その後、船の科学館は展示室が閉鎖され、今は宗谷しか見ることができないので、日ごろは閑散としているのではないかと思われますが、それでもドラマの影響もあってか、小春日和の日曜午後の宗谷はかなり賑わっていました。
 
 
 
 
 
宗谷の中に入って改めて思ったのが「よくこの船で南極まで行ったなぁ」ということ。
氷海で満身創痍になってしまうのが良く分かります。
イメージ 3
こちらが操縦室ですが、実際にロケをしたのでしょうね。
船内の食堂にはドラマの番宣が…
 

イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「リキ死んじゃうのかなぁ」とか「ボツンヌーテン」とか声が聞こえてくるので、みんなドラマを見てるんでしょうかね。

タロ・ジロとの再会の写真です。イメージ 5

写っている北村隊員は、ドラマでは犬塚君ですが、今回は三次隊には入っていないようです。ドラマはキムタクに行かせてしまうらしい…また、タロ・ジロはドラマでも風貌の似た犬を使っているのだと思います。

船内の展示室では「第一次観測」の時の記録映像が流れていて、ドラマよりリアリティがありました(って当たり前か…)
南極に着く前の南半球の暴風雨圏、本当にすごい揺れなのです。何日も船が翻弄されるのです。
旅行会社のHPを見ていると、チリの最南端の町から破氷船に乗って南極に行くツアー、というのがあるのですが、この海域を通ることは避けられません。
「絶対ムリだ…」と思いましたよ。
イメージ 6

さて、宗谷の歴史的経緯を見ると、最初はソ連向けの貨物船として作られたのですが、結局ソ連のものにはならず、国内向けの貨物船「地鎮丸」となり、更に海軍が戦争に使った時に「宗谷」と名前を変え、戦後は引き揚げ船などに使われた後に南極観測船となり、その後は海上保安庁の巡視船となりました。

その最初のソ連向けだった時の名前が「ボロチャエベツ」といい、進水式の時には船体にその名前が入っています。

そして、展示されていた「ボロチャエベツ」だった時の写真を見ていたら、
後ろから「ボロキャベツだってさ」と声がしたのです。

ボロキャベツ…
ボロキャベツだって…
キャベツがボロいのか…?

コレがムチャクチャにワタクシの笑いのツボに入ったのですが…もう笑いこらえるのに必死で、でも船内で笑うワケにもいかず、帰りの車に戻ってからと家に帰った後もふとした拍子に「ボロキャベツ」が脳裏に浮かんでは笑いが炸裂するアヤしい人になっていました(笑)