As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

国立新美術館 「セザンヌ―パリとプロヴァンス」展

毎年春休みには六本木の国立新美術館に行くのですが、今年も夫の伯母の作品が公募展にて展示されるので見に行ってきました。昨年は中国でしたが、今年はインドの幻想的な風景でした。
 
そして、企画展は「セザンヌ―パリとプロヴァンス」展でした。
 
イメージ 1
セザンヌといえば「りんごの静物画」が有名ですが、事実彼は「リンゴでパリを驚かせたい!」と言ったそうです。
そして、私自身はそれまでセザンヌの作品はそれこそ静物画しか印象に無かったのですが、この展覧会ではまだセザンヌが若い頃父の別荘「ジャス・ド・ブッファン」の大広間を装飾するために描いた連作「四季」(描かれているのは女性)や、男性・女性の水浴画、そして多くの風景画などなどが、セザンヌの作品を拠点となった2つの地点「パリとプロヴァンス」で対比しながら展示されていました。
 
展示されている作品全てがセザンヌオルセー美術館を始めとする世界8カ国から集められた展覧会は国内最大規模のものでした。
 
そして、会場には当時のアトリエが再現されていたり、セザンヌが最後に使っていたパレットや、静物画を描くのに使った瓶や壺なども展示されていて、当時の息遣いも伝わってくるようでした。
(一緒に行った夫は絵よりも、それらのグッズに感動していました)
 
そして、ミュージアムショップでは私はもちろん彼の代表作「りんごとオレンジを買ってしまいました。
 
ちなみに、国立新美術館に近い六本木ヒルズでは「ワンピース展」をやっているのですが、我が家では悲しいかな誰も「海賊王」愛好家がいないので、そちらには寄らずに帰ってきました。
 
国立新美術館では今後エルミタージュ美術館展があるし、夏には上野の森美術館ツタンカーメンが来るそうです。話題を呼びそうですね~(上野の森に行ったらもちろんパンダも見てくるのだ!)