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宇宙兄弟

いよいよ本格的に入梅のようですが、今日は肌寒さが身にしみる日となりました。
さて、映画感想ですが今日はこちらです。
 
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宇宙兄弟 監督:森義隆 主演:小栗旬岡田将生
 
子ども時代に、宇宙飛行士になることを誓い合った兄弟ムッタとヒビト。時は過ぎて2025年、弟ヒビト(岡田将生)が夢をかなえて宇宙飛行士となった一方、兄ムッタ(小栗旬)は会社を解雇され意気消沈していた。互いに違った道を進んでいた兄弟だったが、弟からの連絡をきっかけに兄はかつての夢を実現させるべく再び宇宙飛行士という目標に向かって進み始める。
週刊「モーニング」で連載中の小山宙哉によるベストセラー・コミックを、人気若手俳優小栗旬岡田将生を主演に迎えて実写映画化。幼いころに宇宙飛行士になる約束を交わした兄弟が、異なった人生を進みながらも互いに宇宙を目指して奮闘する姿を壮大なスケールで描く。監督は『ひゃくはち』の森義隆、脚本を『デトロイト・メタル・シティ』の大森美香が担当。そのほか麻生久美子堤真一井上芳雄ら多彩な顔ぶれが脇を固める。世界的ロックバンド、コールドプレイが主題歌として楽曲を提供していることも見逃せない。
 
ベストセラーの原作を知ってしまってから、映画化された作品を見ると、どうしても原作と比べてしまい、
「なんだかちがうじゃん・・・」という感想を持ってしまいがちなので、この前に見た「テルマエ」もそうなのですが、あえて原作には触れないままで見に行くことにしました。
これまでの小栗旬くんは、どちらかといえば今回のヒビトの立場の配役のことが多かったと思うのですが、今回は弟と比べてダメダメな立場から奮起していくさまが描かれていて新鮮な感じがしました。もじゃもじゃの髪の毛も最初は違和感アリアリでしたが、だんだん見慣れてきました。よく見ればヒビトもキューピーみたいな髪型だし、漫画チックな髪型でハマっていたのかもしれません。そもそも原作が漫画なのですから・・・
それにしても、テルマエもそうでしたが、今回も漫画原作だからこその破天荒な設定。だから映画にしてしまうととても楽しい世界になります。そして、そんな設定の映画にJAXANASAが撮影協力しているというのがいいですね。とてもリアリティを帯びてきます。
なんといっても、ヒビトの乗ったロケットが打ち上げられた時に登場した老人が、なんと実際にアポロ計画で月に行った本物の宇宙飛行士、バズ・オルドリンご本人だったというのがすごいですよね。また、少年時代の宇宙兄弟と一緒に、これまた本物の宇宙飛行士である野口聡一さんが写っています。
 
まあ・・・ムッタが宇宙飛行士になる過程が映画ではあまりに順調にポンポンと進んでしまったので、原作では紆余曲折あって面白いんだろうなと思います。