As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

確実に年齢を重ねているようです

 
ヒゲの殿下のご逝去とAKBの総選挙がYahooヘッドラインで一緒に並んでいたところにちょっとビックリしました(でも夜のNHKニュースもヒゲの殿下の訃報よりAKBに時間を割いていました)。

ヒゲの殿下は、食道がんや頭頸部がんの手術を16回も受けられたそうです。
皇族にしてはフランクな語り口をされることもあって、多くのがん患者さんにとって希望だったのではないでしょうか。お妃は麻生元総理の妹君、お嬢さんは英国留学後博士号を取得、シンポジウムなども開かれていたそうです。急きょ帰国されて、間に合って本当に良かったです。ご冥福をお祈りします。


さて、ヒゲの殿下の話題からは180°変わりまして-

私はこれまでの病歴において、幸い婦人科系のトラブルはほとんど無く過ごしてきました。
乳がん術後のホルモン療法では、卵巣からのエストロゲン分泌を直接絶つLH-RHアゴニスト製剤ではなく、エストロゲンレセプターをブロックするタモキシフェンを使ったので、当時20代後半だった身体のサイクルはホルモン療法中でも止まりませんでした。だから私は主治医に「薬が効いてないんじゃないですか?!」とよく聞いたものですが、理論上は効いているハズですと執刀医のセンセイはおっしゃっていたものです。
今となってはその理論は正しかったのだろうと推測するしかないのです。

そして、私は今年30代最後の年を迎えてしまったのですが、
これまで規則正しかったものが、予定より1週間経っても来ないのです。
こんなに遅れたことは人生でありませんでした。ストレスで止まった…ってことも幸いこれまでなかったのです。来なかったのは娘を妊娠した時だけです。
日曜の夜、風邪をひいたのか喉が痛くなってきたので、薬を飲む前に思い切って検査薬を試しました。
が、真っ白な陰性だったので、すぐに風邪薬を飲んでしまいました。

それから数日、やはり何も変化がなく過ぎていきました。厳密には、わずかな出血がありましたがすぐに止まってしまい、妊娠した時と同じような感じでした。

そしてさすがにこんなに遅れたことがないので、午前中だけ仕事をした後婦人科クリニックに行ってきたのです。

私は毎年、銀座の乳腺外科のすぐ近くにある婦人科クリニックに子宮がん検診を受けに行っています。
乳がん術後のホルモン療法中の婦人科検診からお世話になっていますので(娘を妊娠中も初期は診てもらっていた)病歴のことがあるからわざわざ銀座に行きました。
このクリニックも人気があって、診察券を出したら2時間待ちだというので、待ち時間にラフィネに行きました。
最近仕事やPTAで鍼治療に行けてないのです。あまり肩こりや腰痛を感じていなかったのですが、肩と背中はガチガチでした…

で、いよいよ順番が回ってくると、人当たりのいいDr.は、

「もう30代後半ですよね。こんなことはこれからしょっちゅう当たり前に起こります。病気じゃないので放っておくしかないのです。妊娠希望の場合はホルモン剤で調整することもありますが、乳がんをやっていますから投与できません。30代後半から卵巣機能が変化していくのは普通のことなのですよ」

とおっしゃいました。

わざわざ診察台に上がることもないかもしれないけど…念のために診察したら、子宮に異常はなかったのですが、どうやら完全に1サイクル飛んでいたのか、この状態で妊娠はありえませんと言われてしまいました。
 
今後は・・・
何もすることはありません。放っておけばいいのですが、
不正出血が10日も続いたら、止血しなければいけないので受診すること。
それ以外は、がん検診をきちんと受けていれば大丈夫。
とのことでした。

昨年の飛蚊症でも目の老化の一種だと言われたし…「アラフォーだし~」なんて軽~く言ってたけど、心身ともにアラフォーなんだと妙に実感してしまいました…

まぁ…病歴のことを思うと、こうして過ごしていることに感謝ではありますが。

とりあえず、来週鍼治療があるから婦人科系に良く効くツボを重点的にやってもらおう。
 
経年劣化か・・・と夫は笑っていました。