臨床試験参加

週末の風邪はあまり悪化することなく、新学期が始まりました。
去年よりも寒いし、この正月はトコトンだらけてしまったので起きられるかどうか心配だったのですが、いつも通りの毎日となり、私も初出勤して、1月の事務所の忙しさに巻き込まれています。
そんな中、新年初の喘息外来がありました。

実は、昨年から私は「臨床試験の患者」になっています。
新薬の候補となる薬（治験薬）を飲んで、果たして効くのか副作用は出ないのか調査するのです。そのために、頻繁に病院に行き、採血や検査もたくさん受け、症状についてアンケートやら数値入力やら煩わしいこともあります。
臨床試験中は主治医の他、新薬開発を行う製薬会社と治験を実施する病院、患者をつなぐ役割をする「治験コーディネーター」さんが診察のたびに立ち会います。患者の負担が増えるために、治験協力金としていくらかのお金はいただけます。
とは言っても、治験薬が効くというデータを出して厚労省に申請して承認を得るのは大変な道のりです。大変そう…と治験参加をしぶる患者さんも多いです。治験参加は自由だし、イヤになったらいつでもやめられるし、思わぬ副作用が出るリスクもありますから…

でもワタクシ、主治医の先生から頼まれてしまうのですよね。
「あなた、製薬会社に勤めていたことだし、協力していただけない？」
製薬会社で開発に携わっていた過去があるだけに、その大変さは分かっておりますから、昨年から来年夏までの長丁場の臨床試験に協力している真っ最中です。

そんな通院日の待ち時間、お昼を食べに出た後でこちらに行ってみました。

靖国神社です。
閣僚の参拝で話題になりますが、私が行った時はたくさんの参拝客で賑わっていました。初詣の人が多いのでしょう。仕事の合間に来ているっぽい人も多そうです。
初詣は、実家近くの氏神さまの神社で済ませてしまいましたが、私たちしか来ていなかった寂しい初詣だったので、もう一度お参りしてしまいました。

都心にこれだけ広い境内をもち、春には桜の名所として賑わう神社です。
暖かくなったらまた待ち時間に来てみようかな～