As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

年忘れ ドラマの感想2015年秋クール

年末のドタバタの中スマホの設定が終わり、年賀状も書き終わりました。掃除もこれだけはやらなくてはいけないところは終わったので、今年も年末の長距離ドライブに出る予定です。

というワケで、今年最後の記事はいつものドラマの感想です。

下町ロケット
この秋いちばん世間の話題をさらったドラマですが、池井戸潤さんの作品は安定感がありますね。結末は分かっているんだけど、そこまでがドラマチックに進むから見てしまうのですが。ネットでは佃製作所はブラック企業だと言われていたけど、まぁフィクションだし、あれくらい社員が熱くならないとドラマにはならないですから(笑)阿部寛さんにとっても代表作の1つになったと思います。後半で悪役だった小泉孝太郎さんは新たな境地を開いたと思いますし、土屋太鳳さんも「まれ」のイメージが抜けて良かったのでは?!

コウノドリ
綾野剛さんに小栗旬くんとこちらも話題になったドラマでした。
私は原作も読んでいましたが、妊娠・出産を扱った作品にはファンタジー要素満載なものも多い中、この作品ではシビアな状況も多く描かれていました。自分の体験と重なって涙したママたちが多く、物語にいい味を出していた吉田羊さんに惹かれて助産師を目指す女子も増えそうだとネットニュースに書かれていました。シビアで危機迫る状況の中でもコウノドリ先生や四宮先生をはじめとする個性豊かなドクターや助産師さんたちがイキイキと描かれて、希望の持てる物語になっていました。
私は最初はコウノドリ先生の弾くピアノがスタインウェイかどうか気になっていましたが、やはり娘を妊娠していたときに切迫流産で長期入院していたことを思い出し、出産の時に分娩実習に入っていた助産師学生さんは今どうしているだろうかと思い出しました。最終回、自分の出生が母の命を縮めたのではないかと心につかえていたコウノドリ先生が、母の死後に育った施設の綾戸智恵さん演じる保母さんに会ったことがきっかけでその思いを昇華することができた時は涙腺崩壊でしたよ…(コウノドリ先生の母は妊娠中に発覚した乳がんで亡くなったのですから)

相棒
カイト君の衝撃的な退場から半年、4代目の相棒は反町隆史さん演じる冠城亘、しかも今回は刑事ではなく「法務省のキャリア官僚」という異色の組み合わせです。正直始まるまではどうなのかと不安要素が多かったのですが、蓋を開けてみればかなり面白いですね♪冠城くんの右京さんとのやり取りはもちろんですが、右京さんと対照的なコーヒー党であることや、米沢さんとのそりの合わなさ、捜一デュオとの掛け合い等、あの「GTO 」以来となる反町さんの代表作となりそうです。元日スペシャルも楽しみです。

孤独のグルメ
Season5にして夜食テロに初参戦。松重豊さんがただ食べているだけなのに、あんなに食欲をそそるのはナゼなのでしょうね。

あさが来た
まれは見ていなかったので、半年ぶりの朝ドラ復帰です。視聴率はうなぎ登りですが、確かにテンポ良くて面白い。ヒロインあさと姉のはつの対照的な生き方はもちろんのこと、玉木宏さんの新次郎にディーン・フジオカさんの五代さんと男性陣も魅力的。大奥アミーゴスのような位置付けの友近さんに安心感があります。
ヒロインが事業を次々に展開する物語の主軸の他にもイクメンとかマタハラを思わせる現代に通じるメッセージが織り込まれているのもいいし、強烈なはつの姑役の萬田久子さんとか個性的なキャラクターがいいです。
明治初期に「サトシ」なんて名前があるのかとか、そもそも「びっくりぽん」なんて言わないだろと思いつつそのままスルーしてしまうのも、物陰がしっかりしているからだと思います。これからも目が離せないですね。

というワケで、今はドライブの目的地に着いているのですが、旅のことは新年が明けて自宅に戻ってから書くことにします。年末恒例の「笑ってはいけない」はちゃんと録画予約しましたよ。

それではみなさま、良いお年をお迎えくださいね。