As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

星野道夫の旅

今週になってもまだ最高気温が25℃なんてやっているんです!
もういい加減にしてほしいですね
そんな暑い日だったのですが、午前中学校の用事が終わった後、横浜の高島屋に行ってきました。
30日まで開かれているこちらの写真展を見るためです。

イメージ 1


星野道夫さんは、主にアラスカで活躍された写真家で、エッセイも多く手がけています。1996年、テレビのロケ中にヒグマに襲撃されて亡くなってから没後20年となる今年、250点の作品が展示される回顧展が各地で開かれました。

慶應大学の学生だった時、1冊の写真集に感銘を受け、アラスカのシシュマレフ村の村長に手紙を出して、ひと夏を滞在します。大学卒業後は国内の写真家の元で助手を務めたこともありましたが、再びアラスカへ渡り、アラスカ大学にも入学して、写真家、探検家、エッセイストとして活躍されるようになるのです。

展覧会では写真の他に、シシュマレフ村の村長に出した手紙や、撮影の為に使ったカヤックやスノーブーツ、そしてカメラなど貴重な品々も出展されました。

氷河、ツンドラ、オーロラなど北極圏の厳しい自然やカリブー、ムース、ドールシープ、クジラ、アザラシ、ホッキョクグマ、グリズリー等々動物たちのいきいきとした姿、そしてそこに暮らす人々―
アラスカだけではなくシベリアで撮影された写真も多くありました。

イメージ 2


北極圏の自然に生きる人々の生活の営みはどれほど厳しいものだろうと想像しつつも、ホッキョクグマやアザラシの母子の写真には愛情が溢れていてほっこりしました。
まさに「しろくまカフェ」のシロクマさんとグリズリーさんそのものなのですから。これにパンダくんとペンギンさんが加わったら完璧だー、と思ったけど、パンダくんは中国だしペンギンさんは南極に行かないといないし…

イメージ 3

展覧会場を出たら同じフロアで「北海道物産展」をやっていたので、思わずソフトクリームを買ってしまいました。