As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

M-1グランプリ2016

カゼがイマイチすっきり治りきらないうちに近所の耳鼻科も年末年始の休みになってしまったので、ドラッグストアで「ルルアタック」を買ってきました
(市販のカゼ薬の中ではこれがいちばん効くような気がする・・・昔の勤務先のモノでなくてスミマセン)

さて、タイトルの通りですが、今年は録画しておいたものをずいぶん経ってから見ることになってしまいました。イヤ、ネットを見れば優勝したコンビがわかってしまいますので、できるだけその部分は見ないようにしていました(笑)

まずは1回戦
アキナ 
「両親が離婚しそうな時のシュール過ぎる5歳児」という設定で、
公文行くほど大人じゃない。
幼稚園でのアダ名は「地蔵」
というような細かい要素はかなり面白かったです。

カミナリ
「川柳」とお年寄りをテーマにしたものでしたが、
頭ひっぱたいてばっかり…
だったのが印象に残りました。

相席スタート
男女ペアのファイナリストは斬新で、野球に例えた婚活ネタ、というのも男女漫才だからこそできるコトなのですが、イマイチインパクトがなかったです。

銀シャリ
「ドレミの歌」が出てきたので、
これ、パーマ大佐のパクリじゃないの?
って思ってしまったのですが、その後の展開の仕方がいろいろひねって面白かったです。
ドレミファソラスド
ニッチもファッチも、とかね。

スリムクラブ
ワタクシは、彼らのもつ独特の「間」が好きで、今回も「らしさ」爆発だったのですが、どうにも銀シャリほどの勢いがなかったのです。

ハライチ
しくじり先生」ですっかりおなじみの澤部さんですが、実は彼らの漫才に対してはそれほど詳しくないのです。変な設定にしてしまったRPG、という今回のテーマは、いつものハライチとは違うらしいが、万人受けするかなぁと心配が残りました。

スーパーマラドーナ
エレベーターに閉じ込められた。というテーマ。
なんだか面白くないうるさい漫才だなぁと思っていたら、オチがまさかの「三人目」が乗ってた、でピタリとまとまったのがスゴかったです。最終決戦進出も納得。

さらば青春の光
普段はコントだけど漫才もできる。というコンビ。
転校生との出会い…漫画みたいな話。
みっちゃんが池に落ちた…能みたいな話。
浄瑠璃みたいな話。
同じテーマで最後まで通したところが評価されたけど、個人的には引っ張りすぎじゃないかなぁ、と。

和牛 敗者復活枠
昨年は敗者復活枠からのトレンディエンジェルが優勝ということで期待がかかりました。
ドライブデート(だけど彼女がドライバー)
王道の漫才ネタでの笑いでしたね~個人的には「MD(いまどき無いよ)」で受けました。

そして、今度こそファイナルの最終決戦はどれも甲乙つけがたかったです。
スーパーマラドーナは、時代劇
和牛は、夏祭りデート(ドライブデートと同じ展開)。
そして銀シャリは、雑学、蘊蓄から語源の話。

まあ、最後に演じたネタの方が印象に残るワケですが、
でもこの3組の中では優勝した銀シャリのネタがいちばん転がり方が面白かったかと思います。

でも、オンエア後にビックリしたのは、

NHKのラジオ第1でお昼のニュースの後にやっている「ひるのいこい」という、
昭和27年スタートの長寿番組(リスナーもかなりご長寿が多いかと思われる・・・)に「スリムクラブ」が出演してM-1の話をしていた、ということでした。
多くのリスナーに、その話が通じたのでしょうか?!