箱根の紅葉

今週中にはもう12月に入ります。
あっという間に冬ですよ…
さて、私は秋には「紅葉」を見ないとなんとなく気がすまないのです。それも近所の街路樹とかではなく「紅葉の名所」に行きたくなるのです。過去のブログを見ていると鎌倉や伊豆、熱海方面にわざわざ行っています。

なので今年は日帰りで箱根に行くことにしました。
車で行くことが多い箱根ですが、この時期に車で行ったら恐ろしい渋滞に巻き込まれて終わってしまいそうなので電車に乗ることにしました。そして夫は「せっかくたから小田原まで『踊り子号』で行こう」と言い出しました。

小田原から小田急に乗り換え、まずは腹こしらえにと立ち寄ったのが、これまで何度か行っている「鈴廣かまぼこ」
お蕎麦屋さんの順番を待っている間にかまぼこやおでんの具材を買い込みました。
ここのお蕎麦屋さんは、東北の方の古民家を移築した「千世倭樓(ちょうわろう)」という食事処に入っています。「かまぼこのかき揚げ」を添えた蕎麦を頼みました。

そしていよいよ箱根湯本から登山電車に乗ったワケですが、まぁ覚悟はしていましたけど、通勤電車みたいに混んでます。それでも車内アナウンスを聞きながら窓の外を見ていると、次第に車窓からの風景が色づいていくのが分かりました。
強羅で降りて、ケーブルカーの線路脇の道(急な坂ですが…)を上がっていくと、強羅公園に着きました。

そう、ここが箱根の紅葉名所なのです。
しばらくゆっくりと散策しながら紅葉をカメラに納めました。

なんと桜が咲いています。
これは気候の変化で狂い咲きしたのではなく、十月桜という種類です。桜と紅葉が同じ写真に入りました。

強羅公園には他にも熱帯植物園やばら園、噴水広場や茶室もあります。６月には紫陽花で賑わいます。

強羅公園を出たあとはまた登山電車で戻って来たのですが、電車を一本遅らせて待ったお陰で座れたので湯本まで爆睡してしまいました。この日娘は友人と遊びに行ってしまったので、箱根には夫婦だけで来たのです。これからはそういうこともどんどん増えるだろうねぇと話していました。
だから、帰宅があまり遅くなるわけにはいかなくて、箱根に行ったのに温泉には入らずに帰って来たのです。その日の夕飯には鈴廣かまぼこで買った具材を入れたおでんにしましたが、箱根の温泉はまたの機会に行くことにしましょう。