NHK教育テレビを見て

金曜日の夜などに教育テレビを見ることなどほとんどなかった私ですが、今日は10時25分から教育テレビをつけました。「ビジネス未来人」という番組に懐かしい方々が出ていたからです。
私も参加させていただいているVOL-Netが発足した時、発起人であるディレクターズの1人だった曽我さんは、その後がん患者の生活をサポートする会社を立ち上げました。ボランティアとしてだけの活動では、患者さんのニーズに合わせていつでも継続的にサービスをするというのは難しいので、会社組織として立ち上げたと語っていましたが、会社設立とともにこの会社と従来のボランティアとしてのVOL-Netは別々の道を歩むことになりました。そして私自身はボランティア組織の方に残ったのです。

組織が分かれてから会社の方が何をやっているのかイマイチ分かっていなかったのですが、番組からよく伝わってきました。そして今では分かれてしまったし、そのことについてはみんながいろいろな思いを抱いたのですが、病気と向き合う中で苦しい思いもしていた時に、みんなの体験や言葉が自分にとってすごい支えになったことを思い出しました。
今の私には、会社組織という場で自分の病気体験を活かして活動することはありません。でもこれまでどおりに、自分のできる範囲内で、自分のやり方を無理して曲げたりせずに関わっていくことができたらと思っています。