As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

季節の変わり目

ようやく残暑も一段落?と思いきや、まだまだ昼間は暑かったり、でも明け方や夜になると冷え込んできたり、雨が降ると寒かったり、と着るものに苦労する毎日ですね。
この連休は夫はすべて仕事(休日も部活の試合)、私と娘だけ3ヶ月ぶりに私の実家に行ったのですが、帰ってきてからみんなで風邪気味です。
私は今日はそれほどでもないのですが、娘の方は鼻水が止まらなかったりお腹の調子がイマイチなので、昨日、今日と予定をキャンセルしてゆっくりとしています。

昨日、本当は怖い家庭の医学スペシャル版をやっていました。
大病を経験した芸能人が出場し、「どうして病気になったのか」探っていくのです。
その中に、乳がんを経験した大空真弓さんが出ていました。
大空さんが手術を受けたのはずいぶん前のことですが、その後も全身の定期検査で胃に2回、食道に1回、ごく初期のがんが発見され、いずれも治癒しています。
このような状態を「多重がん」といって、最近患者さんが増えているそうです。
乳がんだけでも定期検査やメンテナンスが大切なのに、他にもがんが見つかったら年中休まる暇がないなあ・・・とちょっとぼやいてしまいました。

さて、再現VTRのなかでちょっと気になった点がありました。
大空さんは手術の3年前にしこりを発見し、エコー検査を受けて「良性のしこり」と診断を受けます。その後も定期検査に通っていたところ、あるとき「良性のしこりが悪性に変わっている可能性があります」と言われてしまうのです。

ー良性のしこりが悪性に変わるー これは表現としてどうなのだろう?と思いました。
乳がんの鑑別は難しく、良性だと思っていたものが実はがんだった、というのはよくあります。
でも、初めから良性の細胞によってできたしこりがいきなりがん化する、というのはほとんどないのではないでしょうか?
良性のしこりの中にがん細胞が隠れていて、始めは見えていなかったのが時間が経つに連れてあらわれてきた、とか、画像上では始め良性の所見を示していたのがあるときから違って見えた、あるいは読影する医師の技量によりこれまで良性といわれていたものが悪性の腫瘍と判断された、というのが本当のところではないかと思います。
だからこそ、経験豊富な専門医の診察を、ということになるのですね。

大空さんは今でもお元気に活躍していらっしゃいます。
女優さんという職業もあったのでしょう、手術から10日後には舞台に立ち、誰1人手術のことは気づかなかったそうです(当時自宅にいたお手伝いさんも何も知らなかったそうです)。女優としてのプロ根性がなせるワザなのでしょうね。
それから、昨日の夜同病の友達からとても嬉しいビッグニュースが舞い込んで来ました♪
本当に、自分のことのように嬉しいです。

少し日が出てきました。午後は買い物くらいには出たいのですが・・・