恐怖の笹子トンネル

今日は久々の秋晴れ、そして夫が休日ーこの前の連休はくすぶっていただけに、今日は出かけようと車に乗りました。

中央道をひた走り向かった先はサントリー登美の丘ワイナリー
以前にも何度か来ているところです。丘の上からの景色を眺めながらランチ、花畑に降りるとコスモスがとてもきれいでした。

でも、車で来ているのでワインのテイスティングができないのはかなり残念でした(=_=)

家でのお楽しみ用に元詰めワイン「登美の丘」を買いましたが…帰りに勝沼に寄ってぶどうも買いました。
あ、それから山梨土産としては絶対に外せない桔梗信玄餅も。

さて、山梨に向かう途中のPAで夫が「運転交替しよう。最近全然高速走ってないから」「と言い出しました。確かに私は高速道路はほとんど乗りません。首都高などもってのほか。
しかし、これから走る道路は非常にすいていて走りやすそうなので久々に乗ってみることにしました。これが恐怖の始まりでした。

高速に入ってしばらくは走りやすかったのですが、すぐに車はトンネルに入ってしまいました。
これが中央道では有名な笹子トンネルだったのです。4km以上はあるトンネルー走っているうちになんだか変な感覚に襲われ、とても怖くなってきたのです。

まるで夢の中で走っているみたいでぼうっとしてくるのです。周りだけが動いていて自分は止まっている感覚…でもここは時速70kmで止まらずに動いています。車を止めたら命にかかわる、なんとしても走り続けてトンネルを出なければなりません。
私は何度も深呼吸をしました。夢から覚めようとしました。はるか遠くが明るくなっています。少しずつ明るくなって、やっと外に出ました。それでも心臓のドキドキは止まらず、次のPAにたどり着くとへたりこんでしまいました。

高速初心者に笹子トンネルはヘビーですよ！

夫に聞いてみると、誰しもトンネルの中を走っている時は少なからずそんな感覚になるそうです。
特に前の車のテールランプを見ているとそんな状態に陥りやすい。そういう時はセンターラインを見たり視点を動かすなどして対応するわけですが、高速道路というだけでガチガチになっていた私には視点を前にぴたっとあわせることしかできませんでした。
そういえば、家の近所を走るのはこれでもだいぶ慣れてきたのですが、前だけを見ずに各種ミラーや目視など視点を動かすことができます。教習を受けていたころはこれもできず、私は全然ハンコがもらえなかったのですから。

何はともあれ、今日このブログを書いているのですから、ふるぼう家族３人は無事でした！
高速道路は慣れるしかないというけど、まだまだスピード恐怖症です。