As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

私まで・・・

この前のブログで娘の具合が悪くなった、と書きましたが、どうやら嘔吐下痢症の比較的軽いものだったようです。
この病気、要するに「お腹に来る風邪」ですが、子供の世界で流行るとあっという間に家族も巻き込まれてしまいます。
というのも・・・娘は日曜日の午後あたりからは普段のペースを取り戻しつつあり、私も「ああ、昨日今日ぐらい元気だったらよかったのに」とまだちょっとだけ未練っぽく思いつつも「でもこの程度で済んでよかったかも。明日は元気になって私も乳腺外科の診察に行けるし、保育園もいけるわね」と軽く考えていたのです。
ところが・・・夕食後。私はいつにない「胃もたれ」を感じていました。
揚げ物など重いものを食べたわけでもありません。とりあえず常備してある胃腸薬を飲んでもいっこうによくならない。「まさか・・・」嫌な予感は的中しました。夫も寝てしまった後で何度もトイレを往復する羽目になり、吐き気のために朝方まで眠れなかったのです。

月曜の朝になって、あまりにも私が朦朧としているのを分かった夫が急遽休みを取ってくれました(感謝!)
その後も昼過ぎまで水分も取れずにただ寝ているだけ・・・だんだん熱も出てくる始末。
当然ながら、乳腺外科の診察は延期となりました。
そんな中力を振り絞って病院へ向かいました。風邪をひいた時にかかっている病院です。
「急性胃腸炎でしょう」といわれるかと思いきや、検査が始まりました。
血液、尿検査、肝エコーに胃のレントゲンまで!バリウムは飲みませんでしたが)
尿検査では、妊娠じゃないことを確かめていたみたいです(来るべきお客様まで10日以上ありますから、その可能性はないんですけど、女性が吐き気を訴えるとそこを真っ先に医師は疑うらしいのです)。
そして出た診断結果は、もちろん「風邪からくる胃腸炎」(だからそうなんだって~)
「脱水症状起こしてますから、点滴しますか?」という言葉が「天からの恵み」に聞こえました。
点滴、と聞くと特に化学療法を経験されている場合、どうしても辛い思い出がよみがえってきてしまうことが多いものです。でも、透明の生食水に電解質ブドウ糖を溶かした溶液は、身体が脱水を起こしている時、何にも勝る特効薬に思えました。
そして点滴を1時間半受けて終了。家に戻ると夫も熱を出していました。
いただいた薬は胃腸の薬に抗生物質、吐き気止めはモンロビア錠」と書かれていましたが、これは成分が先日娘がもらってきた「ナウゼリン」と同一のものでした。要するに、ナウゼリンは先発薬、モンロビア錠は後発品(ジェネリック医薬品)ということです。

昨日の夜速攻で就寝したのがよかったのか、今日は夫も私も驚異的な回復!
私も吐き気止めを朝だけ飲んだものの、柔らかい食事なら食べることが出来ました。
それでも心配した母が家事の様子を見に実家から駆けつけてくれたのですが、私が回復していたので安心してくれたようです。そして私は午後から「もう大丈夫かも」と判断して、予定通りコーチンセミナーの第3回に出席することが出来ました。まだ咳が少し残る娘は母に見てもらって。
いや・・・今回のピンチが早く済んだのも、本当に夫と母のおかげです。ありがとうといくつあってもいい足りないです!感謝、感謝です。

しかし、急に冬になったせいでしょうか、お腹に来る風邪、はやっています。
喉の風邪、鼻の風邪・・・いろいろありますが、インフルエンザ並に苦しいのが胃腸に来る嘔吐下痢症だと思います。どうぞみなさま気をつけてくださいね。