As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

きみの知らないところで世界は動く

実家から都内の自宅に戻ってきました。夫は今生徒からの年賀状の返信に追われています。
私のほうは返信する年賀状の枚数は少ないので、テレビなど見てました。

ところで、11時10分からNHKでやっていたドラマ「きみの知らないところで世界は動く」を見たのですが、「世界の中心で愛を叫ぶ」の作者片山恭一さんの原作ということで見たのです。
宇和島の美しい自然を背景に、高校生~大学生の青春ドラマ、しかも松山放送局制作というのですから、これは見てやろうという気分にもなるものです。

で、感想は・・・「う~ん、75分にまとめるのはちょっと短すぎて無理があるんじゃ?」でした。
(とってもよかった、という方がいたら、ごめんなさいね)
和哉、カヲル、ジーコ、3人の繊細な心の動きを一生懸命書いているのは分かるんです。
でも、どうしてカヲルが別れを決意しなくてはいけないのかが・・・健康になりたいから、という理由がイマイチぐぐっとこなかったのです。そしてジーコがどうしてこの世を去ってしまったのか。
最後の同窓会のシーンで、和哉はカヲルに「世界で一番愛してるから」と言っていましたが、
あれから30年近くたって、お互い家庭持って子供もいるんでしょう?
和哉は中学生になった息子へメールの返事が出せていないのでしょう?
高校時代からのその気持ち、心の中にいつまでも残っているのはともかく、口に出してはいけないよ、お互い「今」があるんだから。と思ってしまいました。

ん?感想はそれだけか?

でも、私40歳後半になって、高校時代好きだったM君と再会したらどうなるんだろう。
いや、再会しないままM君は高校時代のおもかげのままに脳裏に残っている方が絶対いいに違いない。
だから、今は優秀な?外科医となったと風の便りに聞いているM君に再建手術を受けたとはいえ乳がんの手術痕を見せて医療相談などもちかけるのはやめようと思います(←何寝ごと言ってるんだ)