思わぬところから・・・

先日のＮＨＫですが、私にとっては思いがけないところから「見ましたよ」というお便りをいくつかいただきました。
収録に参加が決まっても、「カットされることもあるし･･･」と思うとあまり多くの人にはテレビのことは言えませんでした。でも日本のがん医療をめぐる問題に関心を持ってくださった方があの番組を見て、120分ある番組のうち、ほんの20秒ほど、しかもいつ写るか本人にも分からないという状態の中、写った私を目に留めてくださり、お便りをくださったことはとても嬉しかったです。
自分では緊張していて、改めて録画したものを見ても何を言っているのか要旨を得ないようなことを話していましたが、それでも見てくださった方からの言葉を目にして、今後はもっとしっかり自分の意見を持っていこうと心を新たにしました。

そういえば、私が勤めていた部署でも、あの番組を見た人が結構いたようです。
でも、私を画面で見たのは1人だけでした。私の病気のことは何も知らなかった人でしたから、見たときはビックリされたらしいです（と、話に聞きました）。
（出産を理由に退職した元同僚が1年後にいきなり「がん患者」として出てきちゃったのだから、何も知らなかったらそりゃビビるわな）やはり製薬会社でしたから、現在の仕事ががんに関するものではなくても、興味を持った人が多かったのでしょうね。
さすがに1年以上前に私は退職していますので、今回のＮＨＫも問題にはならず(在職していたら、収録参加などはかなり難しかったでしょう）なごやかにその話も済んだらしいので、ほっとしました。