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身体に優しい食事・・・化学調味料について

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今日はまた、野菜料理の先生宅での料理教室。

テーマは「(幼稚園の)カラフルお弁当」ということでしたが、まだお弁当作りには早いかなと思ったものの、魅力的なメニュー満載!だったので参加してきました。
実際、参加者は即お弁当作り実践、という方は少なかったです(笑)
(そもそも、私は娘がいずれ通う先には、手作り給食がしっかりしている保育園がいいなあと思っているので)

で、写真が出来上がった10種類のおかず&ごはん。ちょっと「カフェごはん」みたいでしょう?
ごはんの色が白くないのは、「黒米」を混ぜて炊いているからです。
実際のお弁当で10種類も作ることはないですが、いくつかチョイスしてもGOODです。
もちろん普段のおかずにも活かせる料理ばっかりです。

今日のトピックでアミノ酸無添加の調味料が望ましい」という話が出てきました。
「ゆかり」(赤シソのあのふりかけです)をひじきと混ぜたというとっておきの常備菜「しそひじき」を作ったのですが、「大手メジャーメーカーのゆかりには、アミノ酸調味料が添加されていますが、できれば入っていない製品を選んでください」という話が出ました。
よく食品のラベルに「調味料(アミノ酸等)」と書かれていますが、あれは平たく言えば「味の素」のような化学調味料のことです。
味の素そのものは、害があるものでは決してありません。なぜ「味の素」というのかというと、食品の「うまみ」成分であるアミノ酸を化学的に作ったものだからです。
アミノ酸は、たんぱく質が分解されてできたものですから、肉や魚など動物性の食品には多く含まれています。だから、肉や魚はそのままでも味を濃く感じますよね。一方、野菜などの植物性の素材には少ないので、何もつけていないと味が薄いように感じてしまいます。加工食品の多くは、この「味の薄さ」を補うためにアミノ酸化学調味料を使っています。
そして、これらの調味料を多く使ったものを食べなれてしまっていると、「素材そのものだけでは、味がないと感じてしまうようになり、化学調味料の入った味の濃いものでないと美味しく感じられない」ようになってしまう可能性があるそうです。

そういえば、思い出しました。
実家では「味が薄くなったり、おいしくなくなった漬物」に味の素を振っていました。
あれは、つけものの味を補うものだったのですね。
市販されている漬物には、かなり入っていると考えた方が自然でしょう。

「食育」という言葉がもてはやされています。
できるだけ「素材そのものの味」に慣れて、その味をおいしいと思ってくれるような食卓を目指したい、特に外食ではどうしても濃い味になりがちなので、家庭の味をしっかりしなくちゃいけないなあ、と思いました。
身体にとっても、自然のものをそのまま食べるというのが一番自然なことのように思うので。

そうそう、「ゆかり」ですが、某メジャーメーカーのものは、市販品には化学調味料が入っていますが、実は「化学調味料不使用バージョン」もあります。私は生協のカタログに載っていた時に買いましたが、ネットでも買えますよ。

ただ・・・自然なものを食べることは、確かに身体には優しいのですが、
「がんを防ぐのには食事が密接に関わるのか?」には正直???と思うこともあります。
全般的には、相関性があるのかもしれませんが・・・私が育ってきた食生活は、はっきりいっておよそ乳がん発症とは縁遠い内容のものです。肉より魚を食べ、動物性脂肪も摂取が少なかったです。
だから「がんを防ぐ食生活」という言葉を見ると「運」も大きく左右するんだよ、と心の中で密かにつぶやいています。