母校の研究室訪問

今日は大学時代の友達の結婚が決まり、研究室の教授の先生に会いにいくことになったので、それに私も付いて行ってきました。
駅の改札を出ると桜が満開です。今日はまだ風が冷たいですが、週末にはどこもお花見でにぎわうことでしょう。ところが大学の入り口で私たちは守衛さんにつかまってしまいました。
「学生じゃないですよね？」と聞かれたので「卒業生ですけど」と答えたのですが、
「身分証明を持っていないと通すことはできません。お客さんの場合には職員から連絡を受けて名簿に載っている人しか通さないことになっています」と。「運転免許証じゃだめですか？」と聞いても首を立てに振ってくれません。慌てて研究室に電話をかけ、先生に代わってもらい、やっと入ることができました。このご時世ですから、セキュリティにはどこも厳しいのですね…

先生は友達の結婚が決まったことをとても喜んでいらっしゃいました。研究室の中は昔と全然変わっていませんでした。春休み中ですが学生さんは実験を続けていて、「昔と変わらないんだなあ」と思ったものです。でも現役学生さんの年齢を聞くと、自分たちの年を実感してしまいます。
友達のだんなさまになる人のことや、出会ったきっかけなど、そして先生は私の娘のこともいろいろと聞いてくださり（早く写真を見せなさいと言われちゃいました）いろいろ尽きない話が出て、あっという間に1時間くらいたってしまいました。学生時代の教授は本当に厳しくて、私はいつも怒られてばかりのダメ学生だったのですが、卒業してしまうと懐かしく感じる場所ですね。
先生も結婚式にはいらっしゃるということなので、私も楽しみにしたいと思います。

そういえば…
今年１月半ば頃、私の先輩にあたる人の間で「ＮＨＫスペシャルにいきなり登場したのを見たのだけど、どうしてあの20人くらいの中にいて出演していたのか、どういう関係でＮＨＫとつながりがあったのかしら？」という情報が回っていたらしいのです。
私はもう研究室時代の先輩たちとは音信不通（後輩とは年賀状のやりとりが続いていますが、先輩たちとは自然と切れてしまいました）なので、あの画面を目撃した先輩にとっては、もう何年も会っていないのにいきなり私とおぼしき人がテレビに映り、一瞬しゃべったかと思ったら終わってしまったので「？？？」となってしまい、情報が流れていたとか。その話を聞いた先生は、ピンときたそうですが（私は自分の発言シーンがカットされる可能性もあると聞いていたので、ＮＨＫスペシャルのことは先生には教えていませんでした。もちろん先生は病気のことは知っています）、同時に私の患った病気のことも何も知らないのだろうと判断され、何もおっしゃらなかったそうです。

でも、私もいきなりかつての知り合いがテレビに映ったら、そりゃービックリしますね♪