愛媛の話
愛媛の話の続きを書こうかと思います。
まずお昼に私たちが向かったのは、夫の親友T君の職場です。
本館の手術体験記にも登場する夫の小学校時代からの親友T君は、大学卒業後は松山に戻っているのですが、帰省する時にはなんとかして会えるような時間を作ってきました。
本館の手術体験記にも登場する夫の小学校時代からの親友T君は、大学卒業後は松山に戻っているのですが、帰省する時にはなんとかして会えるような時間を作ってきました。
今回T君はお昼休みを割いて、私たちを懐石料理のお店に連れて行ってくれました。
「花ぜん」という閑静な一戸建ての料亭で、夜は福沢諭吉さんが何枚飛んでいくのでしょう?というお店です。ここで「花ごよみ」という箱膳をいただきました。
お昼から奮発してしまったのですが、久々にゆっくり和食を味わいました。
こちらではお魚は真鯛や平目といった白身魚が主流です。ですからお刺身にもお寿司にも「マグロ」はあまり出てきません。今日も鯛とカンパチでした。それがまた美味しいのです。
個室ですから娘も周りに迷惑をかけません。彼女はなぜか「パセリ」を食べていました…
いつもいつもT君、本当にありがとう。
「花ぜん」という閑静な一戸建ての料亭で、夜は福沢諭吉さんが何枚飛んでいくのでしょう?というお店です。ここで「花ごよみ」という箱膳をいただきました。
お昼から奮発してしまったのですが、久々にゆっくり和食を味わいました。
こちらではお魚は真鯛や平目といった白身魚が主流です。ですからお刺身にもお寿司にも「マグロ」はあまり出てきません。今日も鯛とカンパチでした。それがまた美味しいのです。
個室ですから娘も周りに迷惑をかけません。彼女はなぜか「パセリ」を食べていました…
いつもいつもT君、本当にありがとう。
職場に戻るT君と別れて、私も夫と別れて次の場所に向かいました。
(夫はその後恩師に会いに行きました)
松山で生まれ育った友達とは、「ふるぼうのページ」を通じて知り合いました。彼女も私が手術を受けた歳とあまり変わらずに乳がんの手術を受けました。化学療法を経て、去年の秋に女の子を出産したのです。去年の夏に彼女に会った時にはまだお腹の中にいたベビちゃんは、6ヶ月になっていて、丸いおめめがくりくりとしたかわいい女の子でした。
娘と一緒に写真を撮ったりして、ケーキをいただきながら夕方までおしゃべりをして楽しく過ごしました。病気のことだけじゃない話もたくさんしましたよ。
温存手術を受けても、その後の放射線治療により、術側からの母乳はほとんど出なくなります。片方だけでの授乳の話など、普段ママ友には話せないような話題もたくさんしました。
そして「この子たちが大きくなるまで病気になんか負けてられないよね」って。
あの経験があるから言えることなのかもしれないです。
(夫はその後恩師に会いに行きました)
松山で生まれ育った友達とは、「ふるぼうのページ」を通じて知り合いました。彼女も私が手術を受けた歳とあまり変わらずに乳がんの手術を受けました。化学療法を経て、去年の秋に女の子を出産したのです。去年の夏に彼女に会った時にはまだお腹の中にいたベビちゃんは、6ヶ月になっていて、丸いおめめがくりくりとしたかわいい女の子でした。
娘と一緒に写真を撮ったりして、ケーキをいただきながら夕方までおしゃべりをして楽しく過ごしました。病気のことだけじゃない話もたくさんしましたよ。
温存手術を受けても、その後の放射線治療により、術側からの母乳はほとんど出なくなります。片方だけでの授乳の話など、普段ママ友には話せないような話題もたくさんしました。
そして「この子たちが大きくなるまで病気になんか負けてられないよね」って。
あの経験があるから言えることなのかもしれないです。
そうそう、これまで松山城のお堀の近くにあった「四国がんセンター」が移転してリニューアルしました。3日から診療が開始されたそうです。国道11号のそばにババーンとそびえたった立派な建物は、同じくリニューアルした癌研有明病院にも匹敵すると思いますよ~
(こちらには乳腺外科の専門の先生も多くいらっしゃるそうですが、なぜか私は別の病院で「呼吸器外科」のおふとりさまが執刀したのですね。なお、おふとりさまとしつこく言っていますが、それは手術当時のことで、今のおふとりさまはダイエットに成功してしまいました)
(こちらには乳腺外科の専門の先生も多くいらっしゃるそうですが、なぜか私は別の病院で「呼吸器外科」のおふとりさまが執刀したのですね。なお、おふとりさまとしつこく言っていますが、それは手術当時のことで、今のおふとりさまはダイエットに成功してしまいました)
今回の帰省の唯一の心残りは「道後温泉」に行ってないことなのですが、それは2回目の手術(今のエキスパンダーを半永久的に使えるシリコンに入れ替える手術)が終わってからになりそうです。
さて、今年「ふるぼうのページ」本館はオープンしてから5周年となりました。 そして、かの夏目漱石の小説「坊っちゃん」が執筆されてから今年は100周年。 (ということで、松山ではいろいろと坊っちゃんがらみのイベントがあるらしいですが…よーく考えてみると坊っちゃんはこの地のことを「不浄な地」と言って3ヶ月もせずに東京に逃げ帰ってしまったのですよ) さらに、2008年に「21世紀スペシャル大河」ということで司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」がドラマになります。日露戦争に関わった秋山兄弟や正岡子規が主人公となり、松山が舞台になります。(私のこれらの知識は完全に受け売りで、私は「坂の上の雲とは坂本竜馬の話なんだろう」と勝手に思い込んでいました)。今松山市は慌てて「秋山兄弟」に関する資料館作りなどを進めているらしいです。何しろこれまで「坊っちゃん」「子規」「大江健三郎」ばっかりで全く放っていたらしいので。
そういうわけで、