As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

養成講座受講まで

やっとスタートラインについたカウンセラーの養成講座ですが、
ここまでのことをちょっと書いてみたいと思います。

まず、カウンセラーの資格取得ということで調べてみると、それこそたくさんの情報がネットで引っかかってきました。民間のカウンセラースクールや通信講座もたくさんあります。
それこそ中には通信で数ヶ月で資格が取れるというものもあるし、一体何が「確か」な情報なの?と混乱してきます。

そんな時に見つけた本が「心理系の仕事」を見つける本(松本すみ子・著)
この本は心理系の資格や職種についてビギナーにも分かりやすく紹介されています。
そして読み進めるうちに、「心理学を全く学んでいない状態で、認知度の高い資格に結びつく」というと、やはり産業カウンセラーが一番現実的ではなかろうかという結論になりました。
心理系の資格で、一番ハードルが高く、専門性が高いのは臨床心理士だと思います。でもこの資格をとるには、心理系の大学院を卒業しなければなりません。今臨床心理士を目指す人は多く、大学院の入試もどこも高倍率です。それに私は大学でも全く心理学はかじっていませんから、学部1年の一般教養からやり直さなくてはいけません。それにはお金も時間もかかりすぎる…これはいつか余裕ができた時にチャレンジできればと思います。

さて、産業カウンセラーに的を絞り、問い合わせをすると、通信講座と通学講座があることが分かりました。通信講座といっても、土日を中心に実習のためにスクーリングがあります。
そこでまず通信講座で申し込んでみたものの、抽選で外れてしまいました。これが昨年の秋です。
一方の通学講座は、翌年4月開講で、1月初旬から協会より資料を郵送、1月下旬より受講申し込み開始、先着順だといいます。資料が出来上がり次第送ってくださいと頼みました。
そして、受付開始日に速達で申込書を送りました。これは十分に間に合いました。
私は木曜日の講座を申し込みましたが、2月に申し込みをした人も間に合っていたようです。でも土日の講座はあっという間に定員に達して締め切られてしまうので、受付開始と同時に申込書を送った方がよいと聞いています。

4月からの養成講座受講が決まったので、私は「予習」を一応することにしました。
昨年秋に生協のカタログに載っていた「通信講座 心理カウンセリング入門」をようやく始めたのです。
この講座は「カウンセラーを養成するものではなく、心理学、カウンセリングとはどういうものかを入門的に学ぶものです」と明記されていました。
でも、昨年秋に取り寄せた講座を3月になってから始めるなんて…通信教育ってよほど自分に意思がないとなかなか続かないものだと思いました。きっとこの講座を取り寄せたものの、そのままになっちゃっている人も多いかもしれませんね。
講座は、テキストを見ながら18枚のCDを聞いていくものです。どうやら同じ講座が「通学講座」であり、その講義をそのまま録音しているCDです。テキストのほか、講師の板書やテキスト以外のプリントなども教材一式の中に入っていました。時々睡魔に襲われつつも、1ヶ月かけて18枚のCDを聞き終わりました。
1回の授業は2時間で、それが合計9回分ですから、かなりの量のCDを聞いたことになります。
最初は「この講師の先生で大丈夫なのかなあ」などと思うこともありましたが、CDを聞くにつれて講師の先生に対しても親しみが湧いてくるから不思議なものです。最後の授業では、カウンセラーになるための参考図書として「心理系の仕事」を見つける本が紹介され、また産業カウンセラーについても詳しく紹介されていました。
このCDの内容が、これから始まる養成講座の中でも活かされてくるといいのですが…

でも、産業カウンセラーの養成講座は、これまで全く心理を学んでこなかった人にも分かりやすく講義してくれるそうですので、それほど予習のことは心配しなくてもいいのかもしれません。
ああ、宿題の作文をかかなくては。きっと提出日の前日に慌てて書いているでしょう。