As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

今日の金スマ

先日の採血の結果をドキドキしながら聞いてきました(電話再診)
腫瘍マーカーは、BCA225が77(基準値160)、ⅠCTPが3.3(同5.5)ということなので問題なしです。
マーカーの値に一喜一憂しなくてもいいですよ、とは言われますがいつになってもドキドキします。
骨転移マーカーであるⅠCTPの値は、妊娠中~授乳中にかけてずっと基準値を上回る値が続いていました。先生からも「このままずっと値が高いままだったら(継続して値が高い場合が要注意となるのだそうです)検査をする必要もあるわね」と言われていたのですが、前回の採血(昨年12月)から正常範囲に戻り、今回も戻っています。ちょうど授乳をやめたときと重なっているので、そういうことも影響しているのかもしれません。

今日の金スマ「絵門ゆう子さんのメッセージ」でした。
中居くんのところに絵門さんのだんなさまから手紙が届きます。その手紙を読みながら、2003年に金スマに彼女が登場した時からのことを回想していきました。
金スマのスタジオに初めて登場した時のメッセージ、番組の企画で出会った「まゆちゃん」との約束の中で「うさぎのユック」という絵本が出来上がったこと、病状が次第に厳しくなる中でも続けられた講演や朗読コンサートのこと、そして最後の大ホールでのコンサートとなった今年2月の「うさぎのユック」の朗読コンサート-リハーサルの間に楽屋に行く体力さえ失った中、本番までの間は舞台袖のソファで身体を休め、満員の観客には一切そんな姿を見せず、いきいきとした表情でメッセージを伝えて…どうしたら、あそこまで突っ走ってこられるのだろう?きっと彼女には「伝えたい」という思いがあるから、「自分がやらなくては」という思いがあるからできたことなのかな?と思うのです。病気のことを公表してメッセージを伝えるって、とてもエネルギーのいること。マスコミの取り上げ方も「ちょっと、違うんじゃないの?」ってニュアンスになってしまうものもいくつかあって、もどかしい思いもたくさんされたことでしょう。絵門さんの主治医の中村清吾先生は「またひょっこり現れそうな気がする。彼女が残したメッセージは永遠に残るし、残されたものが伝えていけると思う」と語っておられましたが、本当にそうだな~って、私たちにくれたメッセージをしっかり受け止めていきたいと思っています。
だんな様の健一郎さんは「きっともうあちらの世界で忙しく始めているでしょう」と手紙を結んでいました。きっとあちらではさっそく絵門さんの朗読を聞いている人がたくさんいるでしょうね。

手紙を読み終わった中居くんの目に、涙が光って見えました。