法事

すっかり初夏のお天気となった今日は夫の親戚が集まる法事でした。
義父の長兄にあたる夫の伯父さんの17回忌です。
以前にもブログに書いたと思いますが、義父はもともと東京下町の出身ですので、義父方の親戚はみんな都内在住です。義父のみが愛媛に赴任したというわけです。そこで都内で行われる法事は義父の代理として、夫が学生時代から出席してきました。私も結婚後何回か出席していますが、今回は一家そろっての参加となりました。
17回忌ともなると、それを口実に親類がみんな集まって久々の再会の酒を酌み交わしたい、というような同窓会的な雰囲気を帯びてきます。夫の目的も「普段なかなか会う機会のないおじさん、おばさんに娘をお披露目したい」というのがアリアリでした。で、周りもそれを期待していたのか、ぜひつれて参列するようにと声がかかっていました。法事には他にも子供が何人かいたので（夫の従姉の子供たちなので、娘との関係は「はとこ」にあたるお兄ちゃん、お姉ちゃんたち）和やかに終わったのではないかと思います。

それにしても・・・
まずお寺につくと、広いお座敷（読経が始まるまでの控え室）と長い廊下に娘は大喜びでひたすら走っていました。
で、「いいから入っちゃいなさい」と周りに促されるままに本堂に入ったのはいいですが、読経の前のしーんとした空間に響く「バイバーイ」「ばば～っ、ばっ」（いないいないばあ、の意味）という娘の声。
焼香の時に途中退出し、お寺の中庭をひたすら走り回っていました。
無事終わったので、近くのお寿司屋さんのお座敷に場所を移し、会食。
座敷を小走りになる娘を必死で捕まえていました。爆走する食欲のままに食べた後は、はとこたちに遊んでもらい、ご機嫌。そういえば、突然「いくら」に目覚めてしまったらしく、私のお寿司に乗っていたいくらをほとんど食べ尽くされてしまった。
その後一度解散し、残ったメンバーでおじさんの家に行って、３時ごろまでお茶をいただきました。
その間も娘は全く昼寝もせず、ひたすらおじさんの家の座敷をうろうろしていました。

疲れきって家に戻ってきたのは、私と夫でした。

ブラックフォーマルって、黒いから熱を吸収しちゃうんですよね。着ているとどんどん暑くなるんです。
夕食には、おみやげに買ってきたあさりの佃煮でお茶漬けしか食べられませんでした。