As You Like It     ~気が向くままに~

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「傾聴」の意義と技法

今日は養成講座、理論学習の2回目でした。
午前中は「産業カウンセリングの発展」午後は「傾聴の意義と技法」について講義を受けました。

傾聴はカウンセリングにおいてはすべての基本となる聴き方です。明確な回答のない心理的な問題に対して、自分の価値観で判断することなく、相手の感情、気持ちをありのままに受け入れ、共感すること、でもその中で自分の軸はしっかり持っていること…普段の会話ではついつい自分の価値観で判断してしまったり、相手の話を聞いていたつもりが自分の話になってしまったりしがちです。

また、傾聴の技法としては、関わり態度を始め、事柄や感情への応答、質問、要約などがありますが、頭で理解して実践するというよりは、傾聴の意義を体で体得して自分のものとしないと単なる小手先の技法に終わってしまいます。
今後実習の中で繰り返しロールプレイをしながら練習すると思いますが、相手の気持ちをそのまま受け入れること、ついつい自分の価値観で判断してしまうこと、自分のこれまでの傾向に気づきながら、しっかり「聴く」ことができる自分になりたいと思います。

でも家族が相手だと自分の感情が入りすぎてしまい、なかなか聴くことができないんですよね。

ここで緊急告知!

本日テレビ東京系で夜11時から放送の「ワールドビジネスサテライト」で、「企業が心のケア」ということで産業カウンセラーの紹介もされるそうです。先日養成講座に収録取材が入りました。興味ある方はどうぞご覧ください。
なおカメラが入ったクラスは私のいるクラスではないので、私がテレビには写ることはないですよ♪