As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

変わっていくなあ・・・

昨日はニンテンドーDSをゲットした後、午後は会社時代の同僚と会う約束をしていたので、昔の職場の近くまで出かけました。娘にも会いたいと言ってくれていたので、一緒に行きました。
大人3人で集まって、気がついたらもう暗くなってるよ!という時間までしゃべっていました。

私が会社を離れてから、もう2年近くになろうとしていますが、会社の話を聞いていて思ったのは
「私の知らない名前が増えているなあ」ということです。
退職した年に入社した新入社員ももう3年目ですから、若手社員のことはもうほとんど分かりません。
そして、私と同期入社だった同僚はこの春の人事で、育児休暇取得者以外はほぼ全員主任に昇格したそうです。入社した頃からお世話になっていた先輩方も次第に「中間管理職」が近づいているなあという感じを受けました。毎年少しずつしか変化がないけれど、確実に動いているなあということを思います。

それから、話に出たのが「所詮職場の人間関係ってそんなものかもね」ということです。
私のいた職場は、それこそ休日やプライベートも社員同士でべったり付き合いがある人が多い職場でした。外資系の会社などとは正反対かもしれません。私も独身寮に入っていましたし、社内には運動系のクラブもいくつかありました。アフター5も社員同士クラブ活動や飲み会、休日も社員同士で遊びに出かけたりします。社内結婚カップルも多かったですから、家族ぐるみでの付き合いも多いです。
でも、一見そんなに親しくつきあっているにも関わらず、ひとたび組織を離れると「これにておしまい」とプツンと関係は切れてしまいます。退職した社員の話は「風の便りに聞こえてくる」程度です。
ごく親しい人だけが個人的に付き合いが細々と続くに過ぎず、あっさりと忘れ去られていきます。
私も退職した年からは、それまでメール交換もしていたのに、年賀状の返信すらいただけずに縁が切れてしまった会社の人も少なからずいます。上司もそんな感じでした。所詮仕事上のお付き合いなんてそんなものかもしれませんが、それまでの付き合いがビジネスライクなものを越えていただけに、寂しいものを感じます。
私が昔の職場の近くにあまり行くことがないのは、そんなことが原因なのかもしれません。
それでも、こうやって連絡を取り合える同僚の存在はとても大きいし、これからも友人として大切にしたい、と思っています。
会社の話を聞くたびに「ああ、やめなければよかった」とは思わないのですが、これからは私は別の道を進んでいこうと思えます。

そういえば、私が入社当初から大変お世話になっていた「ふるぼう」というあだ名をつけた先輩たちに「ふるぼうは、今カウンセリングの勉強をしているんだよ」と同僚が教えたところ
「オレ、ぜってーアイツにカウンセリングなんかされたくないぞ!」という返事が返ってきたそうです。そんなこと言わないで、仕事に行き詰まったら私に打ち明けなさい。クライエントとして私の練習台になってちょーだいね、と伝えておきました♪