As You Like It     ~気が向くままに~

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コールド・ストーン・クリーマリー

5月最後の今日は、やっと待っていたような五月晴れ。
こんな日に家の近所で終わってしまうのももったいないような気がして、六本木ヒルズに出かけました。
実は、3年前にヒルズがオープンしたばかりのころ、友人と一緒に行ったきりだったのです。
(あの時はよりにもよってGWの真っ只中に行ったものだから、森タワーの展望台だけでえらく並びました。で、ガスっててろくに見えなかったわ)

さて、今日の目的の1つがコールド・ストーン・クリーマリー
「板の上で作ってくれるアイスクリームで、本店はアメリカにあるんだけど、すごく並んでいて人気があるのよ」と友人は教えてくれました。彼女はもう何度も食べているらしいのですが、その話を聞いた私の頭の中は???です。
「アイスクリームを板で作るってなんのこっちゃ?焼くのか??」

このお店、全米で展開しているフランチャイズのアイスクリーム店で、六本木ヒルズ「記念すべきアジア第1号店」だとか。
目指すお店のそばに行くと話に聞くように行列ができています。私たちも並びましたが、列の進み方がとにかく遅い。「いったい、アイスクリームの店でなんでこんなに待たされるの?」という私のナゾは、並び始めておよそ15分、店内が目に入った時に解決されました。
それは、これまでの「ハーゲンダッツサーティワンなどのアイスクリームのお店」の常識を覆す光景でした。

お店のお姉さんが、なにやら板の上でアイスクリームや何かをこねくりまわしている!


のです。しかも時々歌いながら!(もちろん、英語で。やっぱし一応本場はアメリカだもんね)

一体全体これはなんだろう?確かに1人分ずつこうやって作っていたら待たされるはずだわ・・・
そしていよいよ私のオーダーの順番が来ました。
自分で好きな組み合わせでつくることもできますが、やはり最初はオーソドックスにメニューの中から人気あるものを選んでみます。

「チーズケーキファンタジー、1番小さいのお願いします」

あ、この場合「一番小さいの」とか「Sサイズ」とは言わないんです。
  Sサイズ=Like it(ライクイット!)
  Mサイズ=Love it(ラブイット!) 
  Lサイズ=Gotta Have it(ガッタハブイット!)

お姉さんは板の上にベースとなるチーズケーキのアイスクリームをのせました。それからトッピングのストロベリーとブルーベリー、ちょっとさくさくとした食感のグラハムのクラストを入れて混ぜ始めました。この板こそが「コールドストーン」でマイナス9℃に保たれているそうです。
ちなみに歌ですが、全部の注文に対して歌っているわけではないらしく(本場アメリカでは歌っているらしいが)日本では募金をした際に歌われるそうです。
混ぜ終わったアイスは、お好みの入れ物へ。カップ、ワッフルコーン、ワッフルボールから選びます。

さて、お味は。
なかなか美味しかったですよ。フレッシュな感じがして。
写真撮れなくてごめんなさい。
一時期ハマっていた「イタリアンジェラード」とは路線が違う感じです。あっさり、というよりはよく練られたアイスって感じかな。
平日でも20分は並びましたから、休日にいらっしゃる場合は覚悟してくださいね。

でも、きっと本場アメリカでは、今日食べた大きさのものは売ってなさそうだし(一番小さいものでもLove itサイズからではないかと勝手に思っている)、甘さも日本版の2倍くらい甘そうな気がします・・・