As You Like It     ~気が向くままに~

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涼菓 水ようかん

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実はこれ、手作りの水ようかんです。
「ええっ」と思われるかもしれませんが、作り方はいたって簡単で、夕食を作っているついでに10分くらいで型に流しいれて、冷蔵庫で固めておきました。

3月に生協で「手作り桜餅のキット」というのを買って作ってみたのですが、そのときの餡が余ってしまったのです。とりあえず冷凍庫に入れたのですが、既に封を開けてあるから早く使わないと酸化しちゃうし、でもいまさらおしるこって季節でもないし・・・「そうだ。水ようかんにすればいいではないか!」と思いつきました。
市販のあんこさえあれば、あとは寒天で固めればいいのです。
私は粉寒天を使いましたが、粉寒天って4g入って1袋だと思います。1袋はおおよそ500mlの水に対して使うのですが、この場合は粉寒天4gにつき、水500ml、あんこ400g、砂糖大さじ4と考えてください。寒天を煮溶かしたら、砂糖を溶かし、さらに餡を加えてよくのばしてから型に入れればOKです。
でも、何かが物足りない・・・そうだ!和菓子屋さんの水ようかんには「あじさいの葉」が添えられているのでした。

デパ地下の和菓子コーナーにはたくさんの高級な羊羹が並んでいますが、それらは「練り羊羹」とか「栗蒸し羊羹」であったりします。水ようかんはその点、気軽に食べられる夏のお菓子って感じがしますね。
子供のころ、夏休みに祖父母の家に行くとお中元でもらったというカップ入りの水ようかんがたくさんありました。プルリングを引っ張って缶を開けるのですが、ようかんにリングの跡がしっかりついちゃっているんですよね。「おぐら」「あずき」「抹茶」などがあったと思うのですが、当時の私はようかんではなく「プリン」(一箱に12個くらい入っていると、その中に1つか2つ入っていたりする)を探して食べるのが好きだったのを思い出します。グリコのプッチンプリンとはまた違う味がしたから。