As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

祝・親王さまご誕生!

東京は朝から雨なので、外出もままならず、私はひたすらテレビの前に貼りついています(笑)
予想よりもご誕生の時間が早かったですね。オペだから9時過ぎかな?と思っていたのですが・・・一般の患者さんより早めに手術をしたのでしょうか?
何はともあれ、紀子さま無事なご出産おめでとうございます。
1つの家系に40年以上も男の子が生まれることがなかった、というのもすごい話だなあと思いましたが、「確率50%」にこれほど国民の注目が集まることも他になかったでしょう。
小泉総理にしてみれば、半ば強引に皇室典範改正案を国会に通そうとした矢先にご懐妊がわかり、先送りになり、そして今回親王さま誕生ということで当分の間この話題は封じられる可能性もありますし、有終の美を飾ったご出産かな?というちょっと皮肉めいた見方もできてしまうのですが。

紀子さまのご様子と同時にどうしても気にかかってしまうのが皇太子ご夫妻のお立場です。皇太子ご夫妻に男の子がいるのかいないのか、というのが重要なのではなく、オランダで見せてくれたようなあの笑顔を日本でも見たい、と願っている人は多いと思います。このご出産が、皇太子ご夫妻にとってもよい方向へはたらいて欲しいと願っています。

紀子さまの術後のご回復を願い、元気に親王さまと退院される日を楽しみにしています。
お名前が決まるのも楽しみですね!
きっと宮内庁へお勤めの先輩もお忙しくなることでしょう。

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紀子さまがご出産された愛育病院なのですが、
実は私がまだ術後のホルモン療法を受けていたころ、乳腺外科の主治医のK先生から
「この治療が終わって妊娠が可能になったら、愛育病院あたりがいいと思うのよ。港区にあるわ」
と私は確かに診察室で聞いているのです!
で、家に帰った私はネットで「愛育病院」の情報を調べ、「うわ~麻布にあるんだぁ。ハイソな雰囲気だなあ。さっすが銀座のK先生だわ」と1人でわくわくしていました。
愛育病院は、芸能人を始め有名人の出産も多く(元フジテレビアナの小島奈津子さんもここで出産している)、そのころ友人が聖路加国際病院で出産していて話を聞いたこともあり「そういうブランド病院もあるのねえ」と感心していたのです。そう、そのときの私は「妊娠・出産には健康保険が使えない」という基本的知識すらなく、病院によってかかる費用がピンキリということも全く分かっていませんでした。

そして、ホルモン療法が終わって妊娠した私は、「出産病院を決める」にあたりまずは乳腺外科に相談しようとK先生のところへ行きました。
「いよいよ、『愛育病院』への紹介状を書いていただけるんだわ」と半ばわくわくして診察室に入った私に、K先生は「だったらここがいいと思うから、紹介状持っていきなさい」と都内の地図を出してきました。

それは・・・病院名に確かに「育」という文字は入っていましたけど、愛育病院とは全然別の病院でした!東京は思いっきり下町の、江戸っ子チャキチャキの場所にある病院だったのです!
「東京・下町の母子医療を担いつづけて80年以上」という病院でした。
しかも、愛媛に居を移して長い義父はもともと都内出身ですが、なんと義父の生まれた家があった場所に程近い場所にある病院で、義父の姉(夫の伯母)が40年以上前に2度のお産をした病院だったのでした・・・義父もよーく知ってる病院だったのです。
だから、盛り上がってしまった義父が「特製紹介状」を送ってきて、私はこの病院の初診に際して、K先生の紹介状と義父の紹介状と、最初にかかった婦人科クリニックの紹介状と、3通も持って行ったわけです。

だから、紀子さまのご出産病院が愛育病院と聞いたとき、
「K先生よ~どうして愛育病院って言ってたのにあの病院になったかなあ」と思わずテレビに向かってつぶやいてしまいました。
でも、今の娘を見ていると、やっぱり江戸っ子下町の病院生まれにふさわしい!という感じがしますし、
健診や分娩費もそこそこに抑えられましたし、今でもお付き合いが続いている友人もいますし、
愛育病院じゃなくてあの病院でよかったのかな、と思います。

話が激しく横にずれてしまいましたが、

秋篠宮紀子さま親王さまご出産を心よりお祝いいたします。