As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

審査員

昨日は飲み会のことしか書かないで寝てしまいましたが、そうそう、昨日はちょっとしたドキドキがあったんですよ。

今年度から産業カウンセラーの試験制度が少々変更になりました。
これまでは必ず「学科試験+実技試験」を受けなければならなかったのですが、今年度(来年1月が試験です)は学科試験は全員必須なのですが、実技についてはこれまでの実習中にある程度のラインにまで達している受講生は免除されることになったのです。
とはいえ、今年度初めて導入された試みなので、どの程度できていれば免除になるのかも分かりません。
そして、昨日は受講生の進度チェックのために協会から審査員が来ていたのでした。
「カウンセラーとしての外見もチェックの対象になりますよ」と言われていたので、雨が降っていましたがスニーカーやジーンズで行くのはやめることにしました。といっても普段仕事をしていないと、ラフな服しか持ってないんで悩むんですよね。

実習中、全ての受講生が1度はカウンセラー役を審査員の前でやるようにプログラムが組まれ、審査員の方がボードにチェックするというものです。
講座は朝9時から始まりますが、審査員(私たちの実技指導の先生よりさらに年配の女性でした)の方は9時10分には教室に入ってきました。それから全員が終わる午後2時ごろまでいらっしゃいました。
彼女は入ってきたときも挨拶をすることもなく、そして審査をしている時もクリップボードから目を離さず、受講生と会話することはありませんでした。休憩時間もそそくさと出て行きます。
「審査の方がいるからといって固くならずに、普段通りに実習してくださいね」と先生はおっしゃるのですが、やはりチェックされていると思うとなかなかできません。しかもプログラムの関係で、私は最後に審査を受けることになってしまったのです。お昼休みもなんだか落ち着かないですごしました。
そして普段より意識しすぎたせいなのか、妙に口数の多いカウンセラー役になってしまい、審査員の前での実習は終了しました。
私の実技が終わり、クラス全員の判定が終了した審査員は、そこで初めて笑顔を見せて教室を出ていかれました。

実技試験免除の判定は昨日の実技に、これまでの進度状況(これは実技指導の先生が評価されているのでしょう)を合わせて行うそうですが、相当高いレベルに達していないと免除にはならないそうなので、普通に実技試験を受けることを念頭に試験対策は考えておいてくださいね、ということです。

そうなんです。いよいよ受験のことを視野に入れる時期になりました。今年の春には「まだまだ先の話さ」って思っていたのに。協会から出されている過去問も入手しようと思います。
あああ・・・でもこのテキストの内容、絶対覚えられないと思う。

産業カウンセラー試験を受けるのは大多数が養成講座受講生ですが、大学で心理学科(隣接領域含む)を卒業しているか、人事やカウンセリング業務のある程度の実績がある場合には養成講座を受けなくても受験は可能ですよ。「独学で合格した」って話をちらほら聞きますから。