ゴスペル・ストリートライブ

今日のメインイベントは

ゴスペルのストリートライブ♪

いえいえ、駅前路上ライブではなく商店街のお祭りに呼ばれて歌ったわけでして。

うちの最寄り駅から一駅行ったところに、昔ながらの商店街があります。
最近は大型スーパーに押されがちな商店街ですが、そこはアーケードがずーっと続いている中に地元の小売店ばかりが入っていて、活気あふれる商店街なのです。秋のお祭りには、出店やイベントがあるのですが、その中でもステージイベントに「地元のママさんゴスペルチーム」がぜひ出てくださいとお呼びがかかったというわけです。

当日の衣装は「上下黒ならなんでも可、プラススカーフでもショールでもなんでもいいから巻物」
駅前のマクドナルドに集合し、控え室行きの時間を待ちます。
黒い衣装の子連れ女性集団は「まるで葬儀か法事か？！それにしてはなんだかヘン」に見えたことでしょう。

控え室に行く途中で「ステージ」が見えたのですが、別にステージがあるのではないんです！道に区切ったスペースがあるだけ。そこで地元の小学生がバトンの演技をしていました。
「控え室」ですが、そこは潰れた焼肉店の店舗でした！薄暗い空間にダンボールや張り子の被りものが積まれているのです！そこで出場時間まで準備をして待ちました。持ってきた巻物である、結婚式に使ったショールを首に巻きつけます。
こうしてスタンバイＯＫになり、黒装束集団がステージ付近に行きますと、見物人はわずか10人くらいしかいませんでした。出演者より少ないんじゃないの？

しかーし、ここからが我がゴスペルチーム。
最初の曲「Joyful Joyful」のソロが聞こえたら角から人が出てきて集まり始めました。しだいに人は増えていき、一曲終わるころには人だかりができていたのです。その中にはよく一緒に子連れで遊んでいる近所の友達の姿も。

その頃先生は一人大事件にみまわれていました。

なーんと、スカートのウエストが外れてしまったのです！

曲の合間にMCに入る先生は「お尻丸出しです」などと言いながら何度もスカートを上げ、そのたびにずり落ち、後ろで縛ったりピンで止めたりと抵抗を繰り返していましたが、無駄に終わったようです…

何はともあれ予定していた４曲が終わり、通りを歌いながら控え室へと退場していきました。沿道から手拍子と拍手があがり、みんな曲に乗ってましたよ。

お祭り実行委員会から参加記念品にミッキーマウスのマグカップをもらって帰りました。
ということで秋のゴスペルライブは終了、次はいよいよ本番クリスマスですかね～

あ、ちなみにゴスペルの先生は思いっきりクリスチャンではないので、歌詞の意味もあまり深く考えず、ノリのいい音楽として楽しんでいるそうです。