As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

友人の出産お見舞い

会社に勤めていた時の同僚が出産したので、お見舞いに行ってきました。
帝王切開での出産でしたが、術後1週間近くたち、だいぶ回復して元気そうになっていました(でも、手術直後はそれはもう大変だったそうです)赤ちゃんは新生児室にいるのをガラス越しに対面したのですが、元気に泣いてミルクやおっぱいを飲んでいました。改めて新生児ってちっちゃいな~と感じてしまいました。

何はともあれ無事に元気な女の子が産まれて本当におめでとう!です。

彼女も1年の育児休暇を取得した後に復帰の予定なので、休業期間は密度の濃い時間にしてほしいな~と思います。

娘も一緒に行ったのですが、「赤ちゃん、かわいい」と盛んに連発していました。
自分も少し前まで赤ちゃんだったのに。娘の0歳児のころの写真を見せると「赤ちゃん」と言ってて、どうやらこれが自分のこととは認識していないらしいです。
ガラス越しの対面のあと、だんな様も交えて談話室でおしゃべりしたのですが、その時に娘はオリエンタルラジオ小梅太夫のマネをしていたので、みんなから「将来はよしもとだね」と言われていました。

その時に彼女が言っていたのですが、
同じ病室に乳がんの患者さんがいるというのです。
この病棟は当然ですが産婦人科病棟なんです。でも数多い病室のうちでも、産科の患者さんがいるのは彼女がいる病室のみ。新生児室の赤ちゃんも1人だけでした。他の病室は婦人科の患者さんと、他の診療科の患者さんでした。他の病棟ではベッドが足りないので空いている病室に回されてくるのです。
乳がんの患者さんも、生検で済む予定だったのががんが見つかったため急遽リンパも取るオペに切り替わり、外科病棟が満室なので産婦人科の病室に入ったのだそうです。

こういう話を聞いてしまうと、やはり「なんだかなあ」と思ってしまいます。
大規模で歴史もある病院になると、こういうことがフツウに行われているような気がします。前に別の友人が総合病院で出産した時も同じような状態で、本来の産科の患者さんがごく数人しか入院していなくて、ほとんどが他科の患者さんだったそうです。確かに本来の診療科にベッドが足りないわけですから、病院側もやむを得ずそうしているのだとは思いますが、患者さんへの配慮という点についての納得できないところを感じてしまいます。
このあたりの改革には、多額の費用がかかるのかな?
病院も多くの改善を試みているとは思いますが、ハード面の改善ももっと進めて欲しいな、たとえ贅沢な願いだと言われてもね、と思います。
患者を経験した人が声をあげていく問題だと思うので。