レンジで一次発酵までできるパン

数週間前に「電子レンジで簡単一次発酵までできる。お手軽パンのボウル」というのを買いました。
それを唐突に今日の夜使ってみました。

夜の９時ごろおもむろに作り始めて、焼きあがったのが11時前ですから確かに簡単パンですね。

まずボウルに牛乳を入れてレンジで10秒加熱し、小麦粉を入れて混ぜます。そこへ残りの牛乳を数回に分けてなめらかになるまで混ぜます。それからもう一度ちょっとだけチンして、細かく切ったバターを加えて余熱で溶かします。溶けたら砂糖と塩、さらに小麦粉を入れてゴムベラで粉気が少なくなるまで混ぜ、そこへドライイーストを加えてさらに混ぜ、最後にボウルの上に小麦粉を振ってから濡れ布巾、ボウルのふたをして電子レンジで10秒チンしてそのまま10分置く。これで一次発酵が終了。

よくあるパンのレシピよりかなり違った雰囲気がする生地の作り方です。

発酵終了後に台の上に生地を出して成型にとりかかりますが、このときはかなりベタベタとします。大量の打ち粉を使いながらなんとか生地をまとめてスケッパーで切り分けて成型します。
その生地の上にクッキングシートと濡れ布巾をかけてまたもレンジにちょっとだけかけて10分置いておくと二次発酵終了です。確かに発酵前の生地より２倍くらいに大きくなってます。
発酵が終わった生地は180℃のオーブンで焼き上げます。

これがこのボウルを使ってレンジで発酵させて作る「プチパン」の作り方でちょっと応用すればジャムパンやアンパンになるというわけです。
気になる味ですが、ちょっとモチモチ系の生地であきのこないテーブルパンです。
パンを作るときって、時間に余裕がないとなかなか取り掛かれませんが、これなら「手軽」に明日のパンが焼けるかも。
でも、生地の中にところどころ「これドライイースト？」って分かるプツプツがありました。まあそんなに気になるほどではないですが。