As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

手作り一六タルト

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始めてからかれこれ8年になる「ベターホームの料理教室」
この秋からまた新たなコースに手を伸ばしました。
(私は自分の習いごとなど自分への投資は、月ごとの額を決めて自分の貯金からしています)

新しいコースは「手づくり和菓子の会」


ケーキやクッキーなら本を見たりキットを買ったりしてたまに作ってきましたが、和菓子となると未知の領域です。これは教わらないとできるものではない、と前からやってみたかった講座でした。

今日は第2回目「菱花びら餅とゆずロール」 でした。
菱花びら餅は、紅白のぎゅうひでみそあんと蜜ごぼうをくるんだ、年始を迎えるにふさわしいおめでたいお菓子です。
ゆずロールは、スポンジ生地でゆず風味の餡を巻いたお菓子で…ん?これは何かに似てるのでは?

そう、これはまさしく一六タルトじゃないか!


講師の先生も「これは愛媛のお菓子、一六タルトです」 とおっしゃっていました。
そういえば数年前に会社の同僚がこのコースに通っていて、
「ふるぼうがよく松山土産だといって持ってくるお菓子を作ったよ」
と言っていたことを思い出しました。

ただ、今日作ったのはベターホームオリジナルバージョンで、白あんに抹茶と、ゆずの皮をすりおろしたものを加えて餡を使っています(一六タルトは、普通のこしあんがゆず風味なのです)。

さっそく実習に入りましたが、和菓子って繊細なのです。
材料はシンプルですが、餡一つとっても、市販の餡を水を加えて火にかけて練り上げ、さらしの布巾の上でさまして細かく分けてまたまとめて…
ぎゅうひを作る白玉粉は水で溶いて裏ごしして、練り上げて砂糖を数回に分けて入れてまた練り上げて…

料理というよりは「芸術作品を作る」という感じです。

これは4人で実習するからできるけど、1人で全て作るのは至難のワザです(前回の「利休まんじゅう」もただの温泉まんじゅうだったけど、それはもう苦戦したんだから)
ゆずロールも、スポンジ生地を焼いたら型紙をそーっとはがして筋目を入れ、寒天入りの抹茶ゆずあんを生地に乗せて巻く、この作業が大変です。太巻き寿司より繊細な心づかいとパワーがいる、やっと巻き終わったら餡が固まるまで固定します。
そして全てできあがり、ゆずロールにナイフを入れるときれいな「の」の字が姿を現しました。苦労のかいがあったものです。

「一六タルトはいかがですか?」


と先生が言っていました。どのグループからも歓声が上がっています。

これまで松山で私が見た「タルト」は基本のゆずあんの他に栗タルトがありました。でもこの「抹茶ゆず風味の白あん」もなかなかイケます。一六本舗の方々、新商品開発のネタにいかがでしょうか?
講師の先生は昨年のクリスマスにゆずロールの外側をクリームで飾り「和製ブッシュ・ド・ノエル」を作ったそうですが、一六タルトでこれをやったら怒られると思う…

そうそう、肝心のお味ですが、どちらの作品ともに上品に仕上がりました。

ということで、次回松山へ帰る時に手づくり一六タルトをお土産にしましょうか、いやこれは努力目標ということにしてください。

本日のトピックストア

朝マンションを出る時に大勢のお年よりとすれ違いました・・・
ところで、1組30万円の「布団」の販売はどうやら終わったらしいのですが、今度は新しく
KANJIN」 3箱225000円のところを150000円に。現金、カード、分割払い要相談
となっていました。おそらく「肝腎」のことだろうと思いますが・・・