As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

私のキャリア・カウンセリング 2回目

先週に引き続き男女共同参画センターで行われた「再就職支援セミナー」の2回目でした。
今日は「実践編」として講義とロールプレイを行いました。
求人情報を見て面接申し込みの電話のかけ方、履歴書の書き方、職務経歴書の書き方、そして面接の受け方などです。これから再就職という場合、いわゆる中途採用にあたりますから、一度の求人でそれほどたくさんの人数を募集するということはあまりありません。それゆえ、新卒の就職活動とは若干違う部分もあるそうです(たとえば、人事担当者から名刺をもらったりすることがある、など)。また、新人は入社後にビジネスマナーなどを研修しますが、一度社会現場にいた人の場合、ビジネスマナーがきちんとなっていることが就職活動時から求められます。

履歴書を送付する際は送り状をつけること、履歴書に貼る写真はきちんとしたみだしなみでインスタント写真は使わないこと、面接後には礼状を送ったりメールをすると高感度がアップすること、面接の際のお辞儀の仕方・・・ついつい「失礼いたします」と言いながら同時にお辞儀をしていませんか?「失礼いたします」という相手は床ではなくて面接官なのです。それは「就職活動セミナー」そのものでした。まるで学生時代に読んだ面接の達人のようです。
私も思い返せば学生時代の就職活動時には、面接の達人を読みこなしてその通りに書類を出したり手紙を出したりしていました。やりながら「こんなことにイミがあるのかなあ」と思ったこともありました。いくら丁寧にマナー通りにやったって所詮はスキルが合わなくちゃだめでしょう、って。
でも、今日の講師の先生の言葉でとても印象に残ったことがあるのですが、

初対面の面接官には気持ちを形に乗せて伝えるしかない


ということです。家族だったら型にはまったことをしなくても気持ちは十分通じるでしょう?でも面接官は初対面だから、形にはまったマナーに合っていないと「仕事をしたい」という気持ちが伝わらないのです、と。
ああ、確かにそうですね。少ない時間で相手に効率よく自分をアピールしなくてはいけないのですから。それに、仕事場も人間関係の場であるので「明日から一緒にお昼を食べたい」と思えるような相手を採用するのです、というのも基本だと思いました。だから昔せっせとやっていた地道な就職活動は意義があるものだったのですね。

さて、私が実際に面接を受けに行くような予定はありません。でも2回にわたる講義のテキストと資料は「来るべき日まで」しっかり保存しておきます。このセミナーの主催の1つである21世紀職業財団からはさっそく神奈川事務所から連絡をいただいていますので、1つのツールとして大切にしたいと思います。
そして、今回はじめて区の男女共同参画センターによる講習会に参加したのですが、公共の場でせっかくこのような講習を無料(あるいは低料金)でやってくれるのですから、これをもっと利用しない手はないですね。

講義が終わった後、北とぴあ近くにある「明治堂」というパン屋さんに寄りました。
ここは地元でも古くから人気のあるパン屋さんで、おもわず「わあ~」っと言ってしまいそうになるようなパンがたくさんあるのです。焼きそばやコロッケを挟んだような惣菜パンから天然酵母を使ったハード系のパンまでさまざま。2階のカフェでは、ランチメニューのほか1階のベーカリーで買ったパンも食べられます。
ああ、なんでこんな美味しいパン屋さんを引っ越す間際になってから知ったのだろう、と悔やまれます。