As You Like It     ~気が向くままに~

「ふるぼう」のブログがYahooから引っ越しました。

ありがとう保育園

引っ越し前最後の通院は、大学病院の眼科です。
学生時代に発症した「ぶどう膜炎」の定期検診。
この病院の眼科はめちゃくちゃ待たされることで定評があります!
(つまり私には要定期観察の3大持病=乳がん、喘息、ぶどう膜炎があるのです。幸いに今はどれも重大な事態にはなっていないのですが)

前回は朝9時代の予約だったので早く終わったのですが、今回の予約は遅く、病院に着いたのは12時ちょっと前。
案の定「3時間待ち3分診療」の言葉通りになってしまいました。待ち時間ってベンチで雑誌を読むくらいしかしてないのですが疲れます。院内の売店でお弁当を買って休憩室で食べて待つこと2時間半、ようやく診察に呼ばれて異常はありませんでした。次の診察は半年後で、病院を出たのは3時過ぎ、一時保育に預けた娘を迎えに行くのが予定より遅くなりました。

こちらの保育園には娘の一時預かりで1年近くお世話になりました。
認可外の小さな保育園ですが、口コミで評判がよかったこと、小規模でアットホームな雰囲気も娘に合っていたようで、「お父さん先生」こと園長先生をはじめとする先生方に見守っていただきました。
私の通院だけでなく、カウンセリングの勉強やVOLのスタッフをする時にもお世話になっていました。私たちは「子供のことはまず第一に自分たちで責任を持つ。親には親の生活があるのだから自分たちの都合で気軽に親には頼るべきではない」と決めてたけど「私にもやりたいことがあるのだから、娘に過度なストレスをかけずに信念を持ったことをやる」ことも夫は必要だと言っていました。

私も「子供がいるからできない」のではなく「子供がいるからどうやってやろうか」と考え、今の時代はサポートシステムもあるのだから、娘と家計の負担にならない程度にやろう、今の出費はいずれ取り返そう、というスタンスでいろいろやってきました。

正直なところは娘に聞いてみないとわかりませんが、親とべったりではなく、いずれ幼稚園や保育園に入る前のステップとして娘は一時預かりの保育園を楽しんでいたように思います。最近は迎えに行くと「せんせいとあそんだよ。おべんとうたべたよ」と報告してくれることもありました。引っ越しても、こんな風に過ごせる場所をまた見つけたいものです。
そして、この保育園には娘のことを好きな男子が数人いたんですよ!彼らは月極保育で毎日通っていましたが、娘が来ると目を輝かせていたと保育士さんは言っていました。

父親の心中は如何に?ですが、娘が人生で唯一異性にモテたのがこの保育園だった、でも困るので今後につなげて欲しいものです。

引っ越しすると言ったら保育園の先生方はみんな残念がっていました。
「この子は北区でのことは大きくなった時覚えていないでしょうね」て言うと園長先生が「確かに覚えてないかもしれません。でもここで育ったこと、過ごしたことは必ず本人の中に残って次に続いていくものなんですよ」と嬉しいことをおっしゃっていました。そして「ハマっ子になってもがんばるんだぞ」と何度も娘の頭をなでてくださいました。

ここで過ごした時間は忘れません。

ありがとう、みらいっこ保育園。